1984年創刊、日本で唯一のフラメンコ専門誌「月刊パセオフラメンコ」を中心に、フラメンコ情報をお届けするホームページ。公演情報から教室案内までもりだくさん。ソフト、舞踊用品などもご購入いただけます。
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フラメンコ七転八倒
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フラメンコ七転八倒
あまりにトホホなフラメンコ失敗談(読者投稿)
1/22(その133)
フラメンコ七転八倒(3)
『Oh My!ファザーズ..』
絶好調の『フラメンコ七転八倒』。
その三回目は、別サイトの読者投稿欄にいきなり彗星のように現れたド新人による優秀作品。
――――――――――――――――――――――――
『Oh My!ファザーズ..』
(深山苧環)
寒くなってきたので
「レッスン用のタイツタイツ..」と
よく見もしないで稽古に持ってったら
父の股引でした。
でも履いてても誰も気が付かないしw。
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まぐれかもしれんが、これはかなりのハイレベル。
強いインパクトはないのだが、ラス前の行間と最後のオチがもたらす透明な余韻が素晴らしい。
落ち着いてじっくり読み返すと、そこはかとない哀しみがジーンと伝わってくるのだ。実になんとも味わい深い作品。
驚異の新人、深山苧環、おそるべし!
[イラスト/
ヨランダ
]
1/10水(その124)
フラメンコ七転八倒(2)
『新春!フラメンコ駄洒落3連発☆』
早くも人気沸騰の『フラメンコ七転八倒』。
(↑別サイトの読者投稿から優秀作を掲載)
どーゆーわけか、ここでも異常にウケている。
フラメンコという大バケモノにまじで対峙するにはバランス上、やはり笑いも必要ということなのだろう。
さて、その二人目の入選者は、日本のコートダジュール(←本人談)にお住まいのAOIさん。
地元のフラメンコウーマンの間で“カリスマ主婦”の異名をとるチョー美女による、信じられないおやぢギャグ三連発である。
『新春!フラメンコ駄洒落3連発☆』
(AOI)
――――――――――――――――――――――――――――
ある晩、カマロンさんとトマティートさんは舞台が大成功し、気分良く飲んでいるうちに田舎に住むトマティートさんは最終電車を逃してしまいました
そこでトマティートさんは
カマロンさん、今晩とまっていーと?
カマワンよ
――――――――――――――――――――――――――――
フラメンコ・カルトQ!(古い?)
Q. 目を瞑って演奏するギタリストのニーニョさん、本当は何屋さんでしょうか?
チ・チ・チ・ぴーん
A. 天ぷら屋さん
しゃちょはお分かりでしょうが.....
《よく分かる解説》
彼の名前、ニーニョ・デ・プーラを変換すると。。。?
ニーニョ・デ てん ぷーら
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アントニオ・ガデスが焼肉食べて家へ帰ると奥さんに言われました
あんた、におうでがです。。。
――――――――――――――――――――――――
ぷっ。どーよ、これ。
おやぢ顔負けとはこのことよ。
ガデスネタは世界最強かもしれん。
AOIちゃん、まいりやした。
(イラスト/
ヨランダ
)
想い起こせば、昨年私が
ブログ
をはじめた頃、よちよち歩きで方々のサイトを巡回中に発見したのがこのAOIのブログ“
AOI’s fountain
”だった。
思わずはっとするようなしなやかな感性と、凛とした芯の強さを感じさせる鮮やかな文章。そのみずみずしいコントラストにハマって以来、今でもほぼ毎日足を運んでいる。
自分のことを心底セブンティーンと信じているところに彼女の数学的欠陥が見受けられるが、それがどーした。人間誰しも千や二千の欠点はある。
前世の私はAOIさまの草履とりをやってたような気もするのである。
1/5(その121)
フラメンコ七転八倒(1)『抜き上手』
当“社長室”の新春を華々しく飾るのは、もちろんお笑いネタである。
私は現在、某有名サイトでフラメンコにまつわる爆笑小話を読者投稿によって募集しているのだが、その中でも飛び切り上等な作品を、月に何度がここ社長室で発表することにした。
それでは早速、その第一回。
栄えある最初の入賞者、福岡にお住まいの“kiyo”さんの作品をどーぞ!
――――――――――――――――――――――――
『抜き上手』
♀4人で練習中、エスコビの抜けと同時に
『ブッ!』と出てしまいました。
お尻もいっしょに抜けたようです(--;)
一瞬静まり返り『今・・・・・おならした?』と
聞かれ耳まで真っ赤になりその場で倒れこんだ私です。
(kiyo)
――――――――――――――――――――――――
全世界のバイレ練習生に安心感と優越感を与える感動の名作(実話)と云ってよいだろう。
このあと、彼女kiyoさんの作品(体験談)は、私のwebで次々とエスカレートしてゆくのだが、その作品のあまりにも華麗すぎる献身的自爆性を考慮し、涙を呑んでここでの掲載は控えさせていただいた。
[イラスト/
ヨランダ
]
7/28土(その242)
フラメンコ七転八倒
久々にいつもの逆パターンで、mixi日記をほぼまんまこちらに転載。
ワケのわからん部分もあると思うが、どーかご容赦を。
――――――――――――――――――――――――
(今日のイラストはすべて
ヨランダ画伯
)
「パセオフラメンコ社長室」なるコミュニティの、人気トピックス紹介の最終回。
その大トリは、『
フラメンコ七転八倒
』の登場だ。
「七転び八起き」でないところに迫力がチラつく、フラメンコのお笑い投稿コーナーである。
私のチョーお気に入りコーナーだけに、今日の日記は「パセオホームページ/社長室」と「
フラメンコ超緩色系
」にも同時アップするという力の入れようなのだ。
さて。 公表するのはこれが初めてなのだが、実は………
じゃ~ん。
実はこのトピックスには、大いなる私の個人的野望が秘められているのだ。
何年先になるのかわからんけど、やがては
このフラメンコお笑いプロジェクトを一冊の本にまとめたいと願っているのだ、
まぢで。
フラメンコに惚れ込んだものの、何らかの事情でファンであることをリタイヤされてしまう方々の比率は意外と高い。
ありがたいことに現在もフラメンコファンは順調に増えつづけ、しかし一方で、それを若干下回る数のファンがフラメンコから離れてゆく状況がある。
休眠中のファンの総数は、現役フラメンコファン(約十万人)のおよそ8倍~10倍程度であろうと私は推測している。
いったい、何故なんだろう?
フラメンコの巨大さ深遠さに、良くも悪くも、あまりに生まじめに構えすぎてしまう結果なのではなかろうか?
いよっ!さすがニッポン人!とホメちぎりたくもあるが、私の立場としてはややビミョー。
ああ、もったいない話だよなあ、という想いが先行してしまう。
フラメンコはライフワーク。
巨大にして深遠ではあるが、生活の中で末永く親しみつづけたい等身大のアルテだ。
なので、上達だけを目標に、慎重に失敗を回避しながら、生まじめに張り詰めているばかりでは、やがてはポキリと折れてしまう可能性が高い。
車のハンドルみたいなフワッとした遊びがないと、永い道中、苦しいながらも楽しい旅を続けることはむずかしそうだ。
ならばこの世に、ちょいとユル目な爆笑フラメンコ本の一冊ぐらいは存在してもバチは当たらねえんじゃねーの。と、そんな想いが、冒頭のバカ殿ご乱心発言につながってゆくのであった。
フラメンコにおける人さまの失敗を、自分の失敗に重ね合わせてゲラゲラ笑うことで、自分の抱える不安や辛さやトラウマさえをも、ド~ンと吹っ飛ばしてしまうカタルシスを持った爆笑本。
フラメンコがあなたの生涯を通しての伴走者であることを、笑いとともに想起させてくれるよーな。肩は凝らないけど、ハラの底からじんわり元気がこみあげてくるよーな。
そんなアフィシオナード必携のフラメンコお笑いバイブルを、私の頼れるweb仲間たち(←パセオ社長室特殊工作部隊)とともに創り上げてみたい。
ま、要はそんなよーな野望なのである。
――――――――――――――――――――――――
さて、余計な悩みを抱えない動物やコンピューターとは異なり、好んで余計な悩みを抱え込む人間の生には、その痛みを和らげる何かが必要だ。
人間だけに与えられる神秘の特効薬。
それが“笑い”とゆーわけだ。
他人さまの失敗を笑うことは無条件に楽しいし、一歩進んで自分の失敗を笑うことはそれ以上の収穫をもたらすことも多い。
自分自身を笑う行為は、己の魂の救済のみならず、時にそのポテンシャルの炸裂を準備することもあるからだ。
他人に向ければ醜悪な毒針と化すあの“嘲笑”でさえ、勇気をもって自分に向ければ飛躍へのエネルギーと転じることも可能だ。
さらに、「失敗の第一人者」と絶賛されるドクトル小山(←私)の計算によれば、失敗を千回やらかすと、千回分のお笑いネタに加えて、もれなく三回分の成功が付いてくる、という結果が保証されているのだそうーである。
ただし、失敗や笑いには最初から豊かさ(ペーソスやら安らぎやら発展性やら)が宿っているので、むしろ成功なんぞはおまけにすぎないのである、ってほんとかよ。…で、おゐおゐ、出掛けちゃうのかよ。
ま、そうしたベタでヨレヨレな自己弁護はさておき、笑えるチョー迷作・駄作が300作くらい集まったところで、これを単行本として出版するために、あの有名な好男社やら慎重社やら文鯨春秋社やらに売り込みをかけたい。
まあ最悪の場合、欠陥ぱせお社でもよしとしよーか。社長がハンサムだからな。
いい作品がコンスタントに集まり始めたら、とりあえずパセオで連載するのもいーな。
で、あれだな、お笑い好きのアルティスタに登場してもらうのもありだな。
でもって、イラストは
ヨランダ
に頼もうぜ。単行本にする時には表紙まわりもな。あいつもボランティア続きだから、これはちゃんとギャラ払ってな。
ただし採用者(300名)のギャラは名誉だけっ!、ではあまりに申し訳ねーなので、現物本1冊とそれ用のオリジナル手ぬぐい一本進呈ね。
これなら定価を千円以内に押さえても、6千部も売れれば採算はとれるだろう、たぶんな。
で、もしもうんと儲かったら協力者集めて盛大に呑み会だあ、という魂胆は不滅である。
なお、皆さま方も筆者も、この時点では「取らぬ狸の皮算用」という有名な法則を、共に認識していないことを前提に筆を進めさせていただくので、どーかご了解いただきたい。
――――――――――――――――――――――――
[07年四月に完成した
幻のしゃちょ手ぬぐい
/
ヨランダ画伯作
]
さて、その肝心な作品の集まり具合である。
私より威張っているパセオの社員たちを説得するためには、まずは作品の安定供給が必要となる。
で、現在のところ、私をうならせた入賞作はこの三作だ(↓)。
パセオ社長室/フラメンコ七転八倒
(↑)ぷっ。な、凄えだろ。
もちろん、文句なしの手ぬぐいゲットだったことは云うまでもない。
これら名作を産み落とした美貌の凄腕作者は、
kiyo
に
AOI
に
深山苧環
の三名(←推定平均年齢は永遠の17歳)だ。
そんなこんなの現状は、目標のトータル300作品まで、残りわずか297作品となっている。
また、ありがてーことに、このトピックスへの投稿数もそこそこ多い。
さらにネタ自体は素晴らしいものがほとんどで、それらは云ってみれば金の卵状態だ。
だが惜しいかな、ネタは良くても作品としてのまとまり方がイマイチなので(←私の要望の伝え方がヘボだったので)、笑えるところまでは行けてねーのだ。
おそらく作者自身も笑えていないと思われる。
だが例えば、(4)RIE、(6)か るめん、(10)ひぃ、(14)et、(20)小さなMiki、(37)ビューティ、(45)あきら、(46)オラシオン、(47)みるく、(50)chaka、(52)けいこ、(54)きんた33、等々のネタなどは、磨き直せば大ウケ~採用まちがいなしの素材なのである。
さあ、どーする?
素材再生の道はあんのか?
あるんだな、これがっ!
んじゃまず、試しにそのイマイチの理由を分析してみるからな。
あっ、ただし、私が書きたいのは一般的に通用する技術論ではなく、あくまで「フラメンコ七転八倒の出版だけに通用する特殊ヘンタイ技術」なので、くれぐれも気を悪くすんなよな。
では早速そーした前提で、きびしく突っ込んでみよーか。
(
1
)無駄な説明が多すぎる。
(
2
)読み手を配慮してない。
(特に自分という読み手に対して)
(
3
)踏み込みが甘い。
「フラメンコ七転八倒」的には、おそらくこの三点が改善のポイントとなるだろう。
(………うっ。なぜ、そこで一斉に私を見るのだ? 有能なコーチが必ずしも有能なプレイヤーではないことを諸君らは知らんのかっ!
)
………ウォッホン。
では、どーすれば採用したくなるような(みんなが読みたくなるような)作品になるのか?
プリントアウトして神棚に飾りたいポイントは、以下の四点である。
(
1
)徹底的に不要な説明部分をそぎ落として、可能な限りシンプルにまとめる。たとえば、最初30行で書いたものなら10行ぐらいにシェイプアップする。1行になっちゃってもかまわない。この私でさえ、当初100行あった自信満々の文章が、無駄な部分を削ぎまくった結果、0行になっちまうことも稀にあるのだ。まあ、多くても10回のうち8回ぐらいのもんだが。
(
2
)書き終えたら、何度も何度も、何日もかけて推敲する。時には音読して文章リズムの快感性を確かめてみるといい。客観的な自分がそれを読んでぷっと吹き出すまで、その作業を延々と繰り返す。かけた労力と時間は、まんま実力(←なんの?)として身につくので安心して没頭していい。それを一年続けりゃ、速度も3~10倍になるしな。
(
3
)上記の基礎コンパスの厳守を大前提に、自分らしいアイレを思い切りぶちまけてみる。ぶちまけるのはヴィジョンでもかまわない。自分と完全に同化できるフィクションなら、それもオッケー。そこら辺はフラメンコと同じ。
(
4
)書き込むのは「タイトル」と「本文」だけ。「ブレリアをひと振り舞ってスッと退場」する潔さをイメージして、前後に余計な説明コメントは一切入れない。本線以外のコメントを入れたい場合は、別に改めてコメントを立てるといい。タイトルは重要なので、納得ゆくまでじっくり自分で考えよう。
以上、エラそーなわりに教養の感じられないポイント解説はここまで。
お笑いと云えども、そのタイトルは名にし負う「
フラメンコ七転八倒
」。
その製造過程は、やはりフラメンコなやり方に準ずるのがよろしかろーとも思う。
ギター、カンテ、バイレの上達にも直結するから無駄もねーしさ。
フラメンコ休眠中のお方にもバッチリもんのチャレンジだ。
あ、もちろん同じネタによる再チャレンジは何回でもオッケーだ。
――――――――――――――――――――――――
………と、
ここまで読んでこられた方は、すでに貴方ひとりである。
あるいは私ひとりかもしれない。
立派な誇大妄想には哀愁がつきものである。
想い出されるのは、パセオ創刊決意の頃。
聞こえてくるのは、夕焼け小焼けである。
きょろきょろ周りを見てもムダである。
みんなもう帰っちゃったよ。(TT)
カア、カアー。
(←効果音、無常に響く……)
……ん。
読者からの伝言かい。
うれしーね、
どれどれ。
「長文おつかれさまです。
でも、この程度の内容なら、
三行もあれば十分ではないでせうか」
※いねーとは思うけど、本日の社長室をお読みになって、投稿されたいと思った方は、
こちら
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