フラメンコつれづれ日記
OLE「イベリアの夜」ライヴ
東京・高田馬場のスペイン・バル「OLE]で、峰万里恵(歌)と高場将美(ギター)のふたりで、ライヴをやります。
このお店では、定期的にカンテのライヴがありますが、今回のわたしたちのは、リスボンのファド(ポルトガル語)が多く、スペイン語の曲は全体の3分の1くらいです。
フラメンコでは「セラーナ」ほかをやります。
わたしたちは、どのジャンルでも、ほとんどの場合、偉大なクリエイター=アーティストたちの残したスタイルから出発します。最高に尊敬できる人から学ばないと……。
セラーナの参考には、誰がいいか迷ったのですが、結局ひとりに決められず、チョコラーテ、ペペ・マトローナ、マノーロ・カラコールの3人を全員採り入れました。
おかげで「セラーナ組曲」と呼びたいほどの大作(笑)になってしまい、むずかしい、むずかしい!
練習のたびに、偉大なカンタオールたちのわがままな創造精神と、伴奏ギタリストの屈折した(?)協力ぶりに、あらためて感心しています。練習といっても毎回、歌もギターもちがうので、普通の意味のリハーサルとはいえません。
わたしたちの場合、フラメンコ以外のジャンルでも、「決める」ことは無視して、何度も何度も繰り返してやってゆくだけの練習です。
ライヴは下記のとおりですが、小さなスペースなので、ぜひ、ご予約をお願いします(料金は当日です)。
『イベリアの夜』
5月17日(土)18:30開演(18:00開店。2パート、入替なし)
ところ:スペイン・バル「OLE」
ショーチャージ:1500円(ほかご飲食はお店の通常料金。とても良心的なお値段ですよ!)
メール予約:marie-mine@hotmail.co.jp
電話・ファックス予約:03-3235-0470(トレス・ガトス)または 03-3364-3466(オレ)
参考ホームページ:
http:mariemine.web.fc2.com/activity.html
(高場将美)
訃報 ピラール・ロペスさん
3月25日、偉大な舞踊家・振付家のピラール・ロペスさんがマドリードでお亡くなりになりました。
享年95歳。
数々の名作を世に送り出し、アントニオ・ガデスをはじめ、多くのすばらしいアーティストを育てた方。彼女が舞踊界に与えた影響は計り知れません。
パセオフラメンコ誌面でも追悼記事を企画しております。
ピラール・ロペスさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
(パセオ塩川)
トマトマトマテ
先週、2月17日、19日、錦糸町のすみだトリフォニーホールで「スーパーフラメンコ」が開催されました。
言わずと知れたスーパーギタリスト・トマティートと、ピアノフラメンコの旗手ドランテの公演です。
17日の彼らのグループによる演奏と、19日の新日本フィルとの共演、わたくしはどちらも行きましたよ!
豪華な顔合わせで、得した気分です。
そんなわけで、トマティートにインタビュー取材を決行!
世界的スターとあって、ライターさんともども緊張しながらうかがいました。
リハーサル後、休憩を挟んでインタビュー。
長旅、公演の疲れが出たのか、すっかりご就寝だったようで、眠そうな顔で現れたトマティート。
しかし、いざインタビューが始まり、ライターさんがお土産の「トマトのお酒」を渡すとすっかりゴキゲンに。
和やかに取材の時間は過ぎていったのでした。
わたくしはスペイン語がわからないので、インタビューは基本的にライターさんにおまかせ。
単語が聞き取れると密かによろこんだり、クルクル変わる表情を見て楽しくなったり、
そんな感じでインタビュー中を過ごします。
しかし!
今回の取材では、もうひとつ大きな楽しみが!
じつは、トマティート氏、ギターの音色だけでなく、ご本人のお声もいいのです!
低くて深くて、役者でもイケルのでは!? と思うような美声。
声フェチのわたくしは、ポーっとしっぱなし。
最後になにか聞きたいことは? と言われ、思わず
「すーっごくいい声してらっしゃるんですけど、歌わないんですか?」
という、超・超愚問、をぶつけてしまいました……。
軽ーく、
「歌わないよー」
というお返事が返ってきたようです……。
ああ、なかなかない機会なんだから、もっとマシなこと聞けばよかった……。
でも、それだけいい声だったんですよ!
そして、紅茶にお砂糖を2つ入れていたトマティート。
意外と甘党なんですね!
今度お会いするときは、おまんじゅうを差し入れに持って行こうかしら?
(パセオ 塩川)
年頭のごあいさつ
みなさま、明けましておめでとうございます。
年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
2008年の夏、『パセオフラメンコ』は創刊25周年を迎えます。
25年間支えてくださったみなさまに感謝しつつ、よりいっそうフラメンコに貢献できるよう邁進してまいります。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2008年がみなさまにとって、ステキな1年になりますように!
(パセオ一同)
フラメンコ映画情報!
1月12日(土)より、渋谷シネ・アミューズを皮切りに『ジプシー・キャラバン』 が全国順次公開されます。
インドに起源を持ち、11世紀から世界へ放浪の旅に出たジプシー。彼らは、ジプシー・ブラス、フラメンコなど、各地で独特の音楽を奏でています。映画はスペイン、ルーマニア、マケドニア、インドの4つの国の5つのバンドが6週間をかけて、北米の都市を巡る「ジプシー・キャラバン・ツアー」を追ったドキュメント。迫力あるライブ映像が楽しめます。全編を通して描かれているのは人間の感情。人生には"悲しみ"が ある一方で必ず"喜び"があることを、アーティストが奏でる"生きるための音楽"が証明していきます。
フラメンコからは、アントニオ・エル・ピパのグループが出演。ヘレス出身の踊り手で、ブレリアの名手として知られています。
公開に先駆け、1月9日(水)にはセルバンテス文化センター(麹町)で、19時(開場は18時30分)より試写会があります。主催者のご好意により、この試写会に抽選で5名さまをご招待! 当日は『ジプシー・キャラバン』の監督、ジャスミン・デラルの舞台挨拶もあるとのことです。ご希望の方はメールの件名に「ジプシー・キャラバン試写会/パセオフラメンコ」とし、本文に・お名前・ご住所・電話番号を明記の上、「film@uplink.co.jp」宛にお申し込みください。
(編集部:谷口)
日本滞在中に観た2公演
10月、2週間の短期滞在でしたが、『日西フラメンコの祭典』と石井智子さんのリサイタル、2つのフラメンコ公演を観ることができました。
日本を離れて20年の私には、日本人のフラメンコをみる機会は貴重です。
が、観るたびに、日本のフラメンコのレベルも上がってきている、と強く感じることができるのはほんとうにうれしい。
前者では群舞が揃っていること、またスペインでもなかなか観ることができない、クラシコ・エスパニョールが印象的でした。
クラシコを学ぶと、コロカシオン(姿勢)がよくなりますね。
姿の美しさはフラメンコの基本、だと思うのですが、スペインでもバレエやクラシコをないがしろにしている若手も多いので、これはうれしかったです。
そして石井さん。
師であるミラグロスはでてきただけで、オレ! という風格でしたが、石井さんの姿の美しさも特筆もの、とくに横顔の美しさはすばらしい。
腕の動きなども日本きってのエレガンシアを誇るだけのことはあり、思わずオレ! を連発。
いやあ、ミラグロスが教えたものが日本にも確実に根付いてきているという感じ。これはミラグロスにとってもきっとうれしいことでありましょう。
一歩ずつ確実に階段を上っていくことが大切。
種まきをしたミラグロスにも、その種をたいせつに育ててきた石井さんにも拍手! です。
(志風恭子)
Buika from Spain
ご無沙汰しています。気がつけば、あっという間に10月も終わり……。
それにしても、11月から年末にかけては、フラメンコのイベントが満載!
なかでも僕の注目は11月3日・東京、4日・福岡で行われるラテンフェスティバルの『アニマテ!』です。
というのもアフロ・フラメンコを唄うコンチャ・ブイカが初来日!
ナイジリアにルーツを持つ彼女の音楽は、フラメンコに、アフロ・ポップ、ジャル、ソウル、ヒップ・ホップの要素を取り込んだ前例のないスタイルで、枯れた唄声が魅力です。
どんなステージを観せてくれるのか、今からとても楽しみ。彼女のインタビューならびに公演の模様は1月号に掲載予定です。
公演の詳細は主催の
ティエンポ・イベロアメリカーノまで!
(編集部:谷口)
古きをたずねて???
昨日(10月9日)月刊「パセオ・フラメンコ」のためのインタビューで、来日中のイサベル・バジョンさんに会いに行きました。そのとき、わたしがいちばん共感したことばは、
「フラメンコは(昔のアーティストによって)もう全部作られてしまっていると思いますね」
それならイサベルさんは、いま何をしているのか? それについては、やがて出る本誌でお読みください(これから原稿を書きます)。
それと似たような、ちがうような話ですが、わたしがギター伴奏している歌手の峰万里恵さんは、フラメンコもレパートリーの一部として、スペイン語とポルトガル語の世界の、共感した曲をうたっていますが、ほとんどの場合、昔の歌手の録音を情報源にしています(いまの歌手ももちろん聴いていますが)。古いものから出発して「自分のものです」と言えるまで、しつこく繰り返してうたい、つくっていくわけです。
つい先日ようやく、万里恵さんの昨年のリサイタルの「ファルーカ」を、無料動画サイトYouTubeにアップロードしました。マヌエル・トーレさんの1908年の録音を出発点にしています。わたしのギターはもちろん、歌にも「しまった!」という音が何ヵ所かありますが、ミスのないライヴにはなんの魅力もありません(笑)。下記をクリックすれば、簡単に見ていただけます。この便利さは、昔はなかったことですね。
http://www.youtube.com/watch?v=fkUFlHdOe5E
(高場 将美)
新人公演応援團・合評
アクースティカではこのところ毎年、新人公演直後にサイト上で、「新人公演応援團・合評」と題して、出場者ひとりひとりに向けて応援の気持ちを込めて講評を載せています。
例年はカンテとギター部門のみでしたが、今年からは「バイレ・ソロ部門」を加えました。
もちろん出場者全員へのコメントです。
写真も付いています。ぜひご覧ください。
応援團員は、堀越千秋、小森晧平、若林雅人、菊地裕子、西脇美絵子の諸氏と私。
新人公演応援團・合評
(アクースティカ/加部 洋)
マラガ・エン・フラメンコ速報!
パセオフラメンコ9月号でもご紹介しました、『マラガ・エン・フラメンコ』。
なんと、約50公演が上演される、メガ・フェスティバルなんです!
どんな感じなのよ? 盛り上がっちゃってるわけー?
すっごくすっごく気になりますよねっ!?
そんなアナタに朗報です。
本誌ではお伝えしきれない、公演の模様を、志風恭子さんがブログで速報していらっしゃいます。
写真満載のリアルタイムレポート、ぜひご覧ください!
志風恭子のマラガ・エン・フラメンコ07
http://malagaen.exblog.jp
(パセオ塩川)
最新号と私の愛憎関係
パセオフラメンコの編集作業は、毎月10日過ぎから25日あたりが佳境です。
作業が盛り上がってきた13日ごろに、前月共に戦った(?)最新号が会社にやってきます。
「やぁ! ぼくたち最新号だよ!」
髪を振り乱し、すっぴんでパソコンに向かう私を尻目に、やつらはピッカピカのボディをさらけだします。
「キーッ! くやしい! アタシがこんなにボロボロだってゆーのに、アンタたちときたらっ……」
しかし、そこは以前の戦友(とも)同士。
やっぱり愛しくて、小一時間かけてじっくりとやつらを読み込んでしまうのです。
「はっ! 時間がないのに!」
まぁ、そんなこんなで愛憎取り巻く8月号ですが、みなさまのお手元には届きましたでしょうか?
特集「予感」の撮影は、熱血フォトグラファーO森氏と、
「どこでどう撮影すれば、その方の魅力が最も引き出せるか」
について打合せを重ね、決行したのでした。
私が担当したのは、大沼由紀さんと屋良有子さん。
大沼さんの撮影は、大沼さんのお友だち、中山美枝さんにヘアメイクをお願いしました。
ヘアメイク中、ずっとそばにいたのですが(もちろん役に立たない)、
「はぁー、プロのワザだわぁ」と、ずっと口を開けて作業を見守っておりました。
中山さんは、多方面でご活躍のヘアメイク・アーティストさんです。
所属されている「サークル」さんのホームページは、プロならではのメイクのお話が満載です。
ぜひご覧ください。ハマりますよー!
サークル
ゴージャスにキメた大沼さんと、中野の商店街へ。
いやぁ、そりゃもう、注目の的ですよ。
すぐに“入って”いろんなポーズを決めてくださる大沼さん。最高でした!
ガラリと変わって屋良さんの撮影。
沖縄生まれには「海でしょう!」ってことで、葛西臨海公園に行きました。
浜辺での撮影は、私は荷物番。
2人がどんどん海のほうへ行ってしまうのを、ただ遠くから見つけているだけでした……。
私も一緒に「キャッキャッ」ってしたかった!
「立川すずらんフェスティバル」の立川取材、ロロ・セラーノさんのカンテ・クルシージョなど、
8月号もいろいろありました。
雑誌ができ上がって来ると、辛かったあんなことやこんなこともすっかり忘れて、ご満悦になってしまうのです。
取材にご協力いただいたみなさん、スタッフのみなさんに感謝しつつ……。
現在、われわれ編集部員は9月号制作に全力投球。
こいつらがピカピカの最新号になってわが社にやって来るころには、
私はまたボロボロになっていることでしょう……。
ああ、憎い。でもかわいい!
(パセオ 塩川)
メルチョール先生とボルール先生に学ぶ
わたしこと、峰万里恵さんという、スペイン語とポルトガル語でうたう女性歌手のギター伴奏をしていますが、レパートリーにはフラメンコも入っています。6月27日(水)の六本木《ノチェーロ》のライヴでは、久しぶりにフラメンコをやります。
万里恵さんはカマロンの大ファンでもありますが、自分でうたうときは(現在のところ)古いスタイルばかりです。こんどは、ニーニャ・デ・ロス・ペイネスのシギリージャと、マヌエル・トーレのファンダンゴをうたうことにしました。
わたしは、テクニック上の理由で、巨匠たちのギターを真似することは絶対にできないので、気持ちを盗んでやろうと、必死で何回もお手本のCDを聴いています。
ニーニャさんの伴奏はメルチョール・デ・マルチェーナで、歌詞にアルメニアが出てくるのにちなんで、東洋的な5音音階で前奏を付けています。カンテ伴奏ばかりしていたこの人の音楽性・センスの豊かさは、ソロで有名な多くの人たちよりも上です。
トーレさんの伴奏は、ミゲル・ボルールで、歌い手が乗りに乗って自由な気分なので、ときどき道に迷いかけてます。わたしの推察では、この録音はあの有名なアレグリーアと同じ日のもので、ハレオをかけるためスタジオにトーレの奥さんだかガールフレンドだかが来ているため、トーレはめちゃくちゃに機嫌がいいのです(70数年前のことですよ)。
わたしたちは、いろいろなジャンルの歌が好きな人たちに共感し、たのしんでいただくフラメンコをおとどけしようとしています。もちろんフラメンコ・ファンの方々にも聴いていただきたいです。ぜひおいでをお待ちしています。
ライヴの詳細は、峰万里恵さんのホームページをごらんください。その付録に、わたしも「うたを もっと 感じるために」と題して、フラメンコも含むいろんなテーマのエッセーを書いております。
http://mariemine.web.fc2.com
(高場 将美)
パレード
早稲田大学野球部優勝パレードがわが社のすぐそばを通りました!
話題の“佑ちゃん”はというと……
どこにいるのかわかりませんでした!
残念!
(パセオ 塩川)
2ヵ月半かかった速達書留便(怒)
スペイングラナダ在住のカメラマン、高瀬氏がパセオ宛に速達書留便をポストに投函したのは3月15日。
到着したのが、なんと今日5月30日(怒)!
いったい地球を何周していたというのでしょう?
通常は一週間ほどで到着。はやいときは4日間、なんてときもありました。
今回は投函から2週間辺りでおかしいな? と思い、郵便局に電話をしました。
でも、さまざまな部署をたらいまわしにされたあげく、最終的には「わかりません」の一言……。
さらに今日、配達に来た人もお詫びの一言もなし……。
ちなみに、中身は紙焼き写真と写真データで、とても大切な荷物でした。
紛失という最悪の事態は回避されたものの、納得のいかない出来事でした(怒)!
とはいえ、これもスペインの魅力かも!?
(パセオ 谷口)
公演日記
ずいぶん更新が空いてしまいました、このコーナー。
そして、また唐突ですが、公演日記でもしたためてみようかと。
と、いうのも、昨日観に行ったライブがとてもとてもよかったからなんですねー。
ワタクシが観てまいりましたのは、
アルフレド・フローレス プレゼンツ
『Aunar(アウナール)』
でございます。
パーカッショニスト、アルフレド・フローレスさんとその仲間たち(?)による、めくるめくパーカッシブな一夜。
特別ゲストに2人のスペイン人バイレ、ホセ・グレコⅡとマリア・ナダル。
そのほか、ギター、カンテ、タブラ、フルート、バイオリン含め、出演者計14人の華やかなステージでした。
バイレが入ったペテネーラ(大好き!)やファルーカもすばらしかったし、
インストゥルメンタルの楽曲が、とにかくステキ!
2部の演目『POZO DE LOS DESEOS』(ブレリア)、『PALENQUE』(ルンバ)なんて、あまりにも気持ちよすぎて昇天してしまうかと思いましたよ。
いや、むしろこのまま天に召されてしまいたかった…。
1曲1曲のすばらしさももちろんですが、ライブ全体のバランスがよかったのだと思います。
バイレもインストもほどよい長さで、「ああ、もちっと聴きたい(観たい)のに!」ってとこで、余韻を残して終わる。
おみごと! ですね。
主役であるアルフレドさん、バリバリのパーカッションソロ、なんかやっちゃうのかしらー? と思いきや、出過ぎず引っ込み過ぎず、バイレを含めた音楽を、フラメンコを、優雅に導き続けたのです。
「パーカッショニストは演出家」が、ワタクシの持論なのですが、昨晩のライブを観て、改めて確信いたしました。
ぜひ、第2弾、第3弾とシリーズ化していただきたいライブです。
(パセオ 塩川)
川島浩之写真展「フラメンコ Going My Way」
今日は、「FLAMENCO曽根崎心中」で一緒に仕事をしているカメラマンの川島浩之さんの個展のご案内です。
川島さんはステージ撮影を専門に行っているエー・アイという会社に所属するカメラマン。
「FLMAENCO曽根崎心中」を初演以来撮り続けているが、その撮影に対するエネルギーは、仕事という範疇をはるかにこえている。
「FLAMENCO曽根崎心中」という作品は、日本のフラメンコでは例を見ない上演回数を重ねており、また阿木燿子さん、宇崎竜童さんがかかわられていることもあって、とても華やかなイメージでみられがちだが、実際にはそこに集った人たちの熱い思いと手作り感覚で、地道に積み重ねられた作品である。川島さんもカメラマンという立場で、それを支えてきた一人。「曽根崎」のあるところ、常に川島さんのシャッターを切る姿がある。
今回のテーマは、昨年末に行われた「FLAMENCO曽根崎心中」の舞台に向けた踊り手たちの練習風景や舞台裏。そこには、舞台写真以上に、被写体とカメラマンとのエネルギーの交換が、明確に焼き付けられている。普段は多く語らない川島さんだが(彼が実は写真より早く、フラメンコギターにハマッていたことを、私はかなり後になってから知った。)、写真からは熱が、思いが、覚悟が、あふれ出ている。
会場は新宿駅東口構内にあるカフェ「BERG」。期間は3月末まで。
新宿駅に降り立った際には、ぜひ足を運んでいただきたい。
1日に1500人が訪れるという小さなその店で、彼の写真は、忽然とエネルギーを放っている。
詳細はこちら。
西脇美絵子
もう2月!
みなさま、本年もよろしくお願い申し上げます。
……遅ればせながら。
ほんとうにごあいさつが遅くなりまして申し訳ないです。
しかしですよ、みなさま、気がつきましたか?
もう2月です。今年も1か月が過ぎてしまったのです!
「あけましておめでとうございます」と言い合ったかと思ったら、すぐに節分なわけです。
1月には、エバがやってきて、そして帰って行きました。
ご覧になった方もたくさんいらっしゃると思いますが、いろいろと考えさせられる公演でした。
1月号の特集で、彼女の作品に対する想いや、素顔が見えるインタビューを読んでいたので、
少しエバに近づけたような気がしています。
「あ、あの人が夫のパコね! 熱い男ね!」なんて思ったりして。
2月はいよいよ新生ガデス舞踊団でございます。
いまからワクワクしっぱなしです!
あのガデスの世界が生で見られるなんて!
2007年もいろんなフラメンコを感じたいと思っています。
(パセオ 塩川)
日本の若手たち
ひさびさに日本で日本人アルティスタ公演をみることができました。
日本くるときは来日アルティスタがらみが多いのでそーゆーのはみてるんだけど、
躍進著しい若手の皆様の舞台みる機会ってほとんどないのですね、残念ながら。
だもんで期待して足を運んだ11月8日エル・フラメンコ。
プリメラ・ギターラ企画の若手公演でございます。
いやー楽しく拝見させていただきました。
ついこないだまでギター伴奏の公演がふつーだったなのになー、
ギターもビセンテばりのファルセータとかふつーにやってるし、
歌もよく勉強しているつーのが伝わってくるし、ほんとすごいなー。うまいもんだわ。
踊り手もスタイルいいし、リズム感もわるくない。
最初の方に登場した方たちは姿勢と動きの意味に気をつかうともっともっとよくなるかも。動きの意味、つーとなんか抽象的だけど、つまりだね、センティードなんだよ。
日本だとどーも誤解されて使われているこの言葉、方向性とか意味とか訳した方がいいかも。決してイコール アイレではありませぬ。
ひとつひとつの動きを大切にして、これはどういうイメージで、とかちゃんと考えるってことにちかいかな。
次の振りがどーだっけとかかんがえておざなりになるんではなく、その瞬間瞬間をめいっぱい、気持ちをこめて踊る、とでもゆーのかなー。
そーゆーとこがちょっとたりないよーに思ったのでした。
が、後半登場のベテラン新人たちはほんまにようござんした。
オレ!って思わずいっちゃうくらいにね。
自分がこーゆーふうに踊りたい、ってイメージがちゃんとあるんだろーね。
それと練習つんでいるから、振りにとらわれず踊りに集中してるんじゃないかな。
本人は「いや、ただ踊ってるだけですよー」とかゆーかもしれないけど、
やっぱ、こころざし、とでもゆーのかなー、どーなりたい、どー踊りたいってゆービジョンがあるとゆーのは大きいよね。
それをもつためにはやっぱいろんな人の踊りをみてフラメンコの栄養を蓄えないと、だ。
今はビデオもいっぱいでているので、踊り手のみなさま、どーぞいろんなものをいっぱい観て(観るのは楽しいよ。楽しいお勉強だ)、踊っているあなた自身だけでなく、
観ているわたしたちも楽しませてくださいましな。
いや、いー舞台、いーフラメンコはやってる人もみている人もみーんな幸せにするよね。
公演後、みなの口角があがってる舞台。
こんなすてきな仕事、あんまないよー。
つーわけでこころざしを高く、楽しみながら、でいきましょー。
こっちもちゃんとうけとれるよーに日々べんきょーしとくからねー。
(志風恭子)
豪華!!!!
11月18日(土)、「4周年記念プレステージライブ」に行ってきました。
今年のはじめにチケットをとり、半年以上も前からこの日を楽しみにしていたのです。
総勢20名以上、そうそうたる顔ぶれの共演。まさに、豪華! のひとこと。
さまざまな形のフラメンコを観て聴いて、感じて、自分自身もいろいろなことを考えました。
夏にはオーナーの佐野さんにもお話しをおうかがいしていましたし、
直前に出演者の高橋英子さん、高岸弘樹さんにも取材していて、
お2人の姿を見るだけでも、胸がいっぱいに。
いや、わたしはまったくなんにもしていないんですけどね……。
(公演のレビュー、お2人のインタビューは2月号に掲載予定ですので、お楽しみに!)
濃密なタブラオもいいですが、こうやって多くのアーティスト、観客が集まってひとつの空間を共有するのも、とっても楽しい。
これは新人公演でも感じたことなんですけど、「こんなにたくさんの人がこんなにもフラメンコを愛しているのねー!」って実感できてしまうんです。
また、こういう公演があるといいな、と、いち観客として思いました。
次は来年のアニフェリアに行ってみようかしら?
とにもかくにも、豪華で華やかなステージ、堪能してまいりました!
終演後には、ひさびさに会った友人たちと、ちょっぴり渋めのホルモン焼き肉屋さんへ。
いい公演の後は、ビールがうまい!
これまた堪能いたしました!
(パセオ 塩川)
11月号 発表会アンケート・アウトテイク集「ハプニング編」
パセオフラメンコ11月号の発表会アンケートでいただいたコメントで、誌面に掲載しきれなかったものをご紹介します。
かなりおもしろいです!ぜひお楽しみください。
(パセオ 谷口)
●メイクが濃すぎた……。でき上がったDVDを見てびっくり。眉間にしわを寄せた私のどアップが映っていて、恥ずかしかった……。
●バーを借りてのライブ。踊りの激しさでワインボトルが棚から落ちました。
●順番が来ているのに踊り手が出て来ないので、1曲まるまるアーティストが演奏待ちした。人数が多いため、フィナーレで舞台袖が込み合い、グループごとの出番に出られない人がいた。
●ステージに出る直前にファルダを踏んでフリルが取れてしまった人がいてた。
●本番には脱ごうと思っていた、黒いスパッツを脱ぎ忘れた(冷えるからはいていた)。本番では衣裳からすけて見えていた。
●本番5分前くらいになって、先生が踊りに入るポイントを変えた。みな「!!!」という感じだった……。
●踊っている最中にペチコートのホックが外れ落ちてきた。アバニコを持っていたので振ってごまかしました。
●とんでもなくあがり症で、楽屋でガタガタ震えていたら、先輩が元気付けにサルのぬいぐるみを貸してくれた。そのまま出番のときにぬいぐるみを持ったまま出てしまった(笑)。記念写真にもバッチリ写ってます!
●ガロティンのとき、固めた前髪と髪飾りが気になり、帽子を浅くかぶったら、どんどん前に帽子が移動して、前が見えなくなりそうになった。
●本番で思いっきりイヤリングを飛ばしてしまいました。でも、踊り終えた後、拾ってくれたお客さんがそっと舞台に置いてくれました。
●群舞のマルティネーテで、全員同じ所で棒立ちをしてしまった。
●マントンを胸に巻いて踊っていて、ふと気付くと腰の位置まで落ちてきていた……。キャミを着ていて助かりましたが、一瞬パニックになりました。でも、最後まで堂々と踊りきりましたよ(観客は困ったと思いますが……) !
●ペチコートが脱げてしまった人がいました。さっと足で蹴り、さりげなく拾い後ろに投げてたのは、お見事でした。
●踊りの終盤、正面から後ろにクルッと振り返ったときに、つけ毛が客席に向かって飛びました!
●ガロティンに出演したときのことです。本番で使ったコルドベスが練習時のものと異なり、同じ号数のものを着用したはずなのに、若干大きかった。発表会後、見に来てくれた友人に「帽子が大きくて、顔が隠れちゃって、なんかかわいくて笑っちゃった」と言われた。小物選びは大切です!
●ソロで踊った時、ギターだけのところをカンテさんが歌ってしまい、頭が真っ白になり、振りを1分位飛ばしてしまった。
●エルフラで踊ったとき、踊り終わって出口の扉を開けたら、物置き用の扉だった。
●はじめて2年目のころの発表会のときのこと。サリーダからギターのジャマーダをきっかけに足に入る段取りだったのだが、本番でスペイン人のカンテさんがサリーダを長く歌い、きっかけが聞こえてこない……。一番前で客席向いていたので振向くわけにもいかず、後ろの人が動いた気配を感じて踊りました!
●振りが完成したのが、2日前! バタを踏んずけて、見事に滑って転んだ! 練習とは違う歌だった本番。歌に合わせたて踊った人と、振りを優先してそのまま踊った人で、群舞はバラバラ混乱状態。結果はボロボロ。
●スペイン人カンテさんが本番想定外の歌を歌ってくれた。ミンナ真っ青だった。
●大量の汗と鼻水にまみれても、ぬぐわず踊ってしまった。観に来ていた友人には、ばっちしばれていました……。こっちは、ぬぐいたくてもぬぐえなかったのよ!
イスパノーハポネス瀧田克が和墨で描くフラメンコ
2006年10月17日
20数年前、世界を放浪していた瀧田さんが辿り着いたのがスペイン。
グラナダの山に居を構え、仙人暮らしを楽しみつつ、
その一方で長らくチャコット・スペイン.の仕事を。
となれば、当然フラメンコにもハマって……、となるわけですが、
そんな瀧田さんの個展が、17日からプランタン銀座で開催されます。
キャンパスに描かれているのは、幽玄にして、生命力に満ちたフラメンコ
そこでは、求心的なエネルギーと外に放出されるエネルギーとが見事に拮抗していて、
絵を見つめていると、思わず引き込まれて、異次元にワープしてしまいそうな衝撃が走ります。
和墨で描かれたモノクロの静寂さのなかで、“何か”が炸裂しているのです。
それは、まさしくフラメンコの力そのもの、
かつてない、瀧田克の世界です。
そこには、彼独特の手法とスタイルが、確立されています。
個展は、明日からです。
午後1時から6時までは、瀧田さんが毎日会場にいらっしゃるそうです。
多くのフラメンコファンに、もう一つの、強烈なフラメンコを、体験していただきたくて、
この「つれづれ日記」に投稿しました。
瀧田克個展「HONRIENDO」
10月17日(火)~23日(月)
会場 プランタン銀座 本館F ギャルリィ・ドゥ・プランタン
時間 11:00~20:30(日曜・月曜は19:30まで)
※会場でフラメンコライブがあります!
10月20日(金)18:30~/19:30~
出演 踊り:中尾貴子他 ギター:鈴木英夫 カンテ:石塚隆充
西脇美絵子
DVD 自宅でクルシージョ 第4弾!
11月1日に「自宅でクルシージョシリーズ4 岡田昌巳」が発売になる。
それに先がけて、わたくしカルメン高之丞が、ちょっぴり中身をご紹介(*^-゚)v
講師は岡田昌巳先生。タイトルは「基礎-もっと“踊り手”になるために」である!
何を隠そう(?)私も踊りのいち練習生だが、「へぇ~! 知らなかったぁ~!」「初めて聞いたぁ~!」の連続だった。
「道場破り」でお邪魔した時から、とてもよいレッスンだと思っていたのだが、それが今回DVDになるのだ\(*^^*)/
内容はもちろんのこと、先生のキャラクターも2重マル!
踊るうえで必要なことを、基礎という観点から構成したものなので、たくさんの要素が盛り込まれている。
では「基礎」だから初心者向けのDVDなのか? というと、そうではない!
何年か(ナイショ!)踊ってきた私でも勉強になることがたくさん。目からウロコなことも!
ただ無意識に練習しているだけでは上手くならない。「何に気をつければ上手くなるのか?」その答えがたくさん隠れているDVDだと思ったのでした。
私だけ上手くなっちゃおっかなぁ~(*^-゚)v
(2006年10月12日 カルメン高之丞)
【DVDのメニュー紹介】
Ⅰ.ウォーミングアップ(サパテアード)
Ⅱ.ポジション(ブラソ&身体)
Ⅲ.マルカール (1)マノ&ブラソ (2)上体の使い方 (3)マルカール
Ⅳ.身体を使って踊る (1)伸ばすこと (2)音より先に動く (3)縮めること
Ⅴ.ブエルタ(ケブラータ&ペチョ)
●特典映像 1.セビジャーナス 2.公演映像
初体験
今日は07年2月号記事用に、プロモーション来日中のガデス舞踊団のインタビュー取材。
舞踊団の芸術監督も務める踊り手のステラ・アラウソ、第一舞踊手のアドリアン・ガリア、
そしてガデス財団の理事であるガデスの娘、マリア・エステヴェの3人にお話しをうかがった。
インタビューは何度もしているが、じつは言葉の通じない外国人に直接取材するのは初めて。
といっても、ワタクシはもちろん(!)スペイン語は解さないので、高場将美さんにすべてをおまかせする。
彼らの滞日はなんと3日半程度。
今日は朝から取材DAYだそうで、次から次へと取材が入り、かなりの過密スケジュールのようだった。
しかし、3人ともほんとうにていねいにインタビューに答えてくれて、シオカワ感激。
トップバッターのアドリアンは日本に長くいただけあって、日本語も上手。
インタビューはスペイン語だが、とても表情豊かで見ているだけでも楽しかった。
思っていたより小柄で、まったくムダなお肉がない引き締まった身体つき。
「全身ささみなんだろうな、この人」といらんことを考える。
カメラ目線での写真撮影に大テレだったのがほほえましい。
2番目のステラさんは、大人の女性、という感じ。
長年ガデスとともにツアーを行っていたので、インタビュアーの高場さんとも親しく、会話もはずむ。
写真が苦手(恥ずかしい)ようで、にっこり笑ってくださーいとお願いすると、
「笑うとワザとらしい顔になるのー。どうしようー。笑顔ってムズカシイわー」と悩んでいらした。
ちょっぴり意外な素顔が見られた。
トリを飾る、ガデスの娘マリアさん。
30代らしいと聞いていたが、なんだかとっても若くてキレイ。
「同い年くらい?それとも年下?」と思ったほど(不肖シオカワは28歳でございます)。
ピンクのベレー帽とマントが目にあざやか。
撮影は歩道橋の上で行ったのだが、ニッコリとほほえむ様は、まるでモデルさんのよう。
絵になっておりました。
なかなか聞くことのできない、「父としてのアントニオ・ガデス」についても質問をぶつけてまいりましたから、知られざるガデスの一面がのぞける記事になることでしょう(たぶん)。
インタビューをすると、たいていその人のことが好きになって帰ってくる。
本日も例にもれず、3人のことが大好きになって会社に戻ってきた。
明日朝の飛行機でスペインに帰る彼ら。
アドリアンは大好物のレバ刺しにありつくことはできたのだろうか?
それだけが気がかりだ。
(パセオ 塩川)
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撮影準備中。会議室が撮影スタジオに早がわり。
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メルチェの哲学
「メルチェってすてきですね!」
原稿の校正をしている最中に、思わず書き込んでしまったひとこと。
(ほんとは、文章の文字や表現がおかしくないかチェックして書き込むんですけどね・・・・・・)
月刊パセオフラメンコ10月号内の記事
「フラメンコのエッセンス“エレガンシア”」に、
“エレガンシア”といえばこの人、メルチェ・エスメラルダのインタビューが載っているのですが、
読後、メルチェに惚れてしまいました。
ひと目ではないから(じつは、ステージは観たことがない)、ひと読み惚れ?
彼女の“踊ること”への想い、哲学がすばらしいな、と。
決して、彼女の考えがすべての人にとって正しい道ではないと思います。
でも、メルチェがいう“エレガンシア”は、わたしにとっては、とても魅力的でした。
メルチェは、
フラメンコという形式のなかで表現するなら、自分の役割を守らなくてはいけない。
女性の踊り手としてステージに現れるなら、女性のエレガンシアを忘れてはならない。
と、いいます。
わたしは、どちらかといえば男女の差なく育ってきました。
だから、基本姿勢はあぐらだし、言葉は乱暴だし、あまり女性らしくはないと思います。
“女性らしい”という言葉自体もあまり好きじゃないです。
でも、スカートを履いて踊るのであれば、“女性”でいなくてはならないのです。
女性として舞台に立つこと、それには“エレガンシア”が必要。
短いインタビューですが、いろいろなことを考えさせられる、濃い内容でした。
(パセオ 塩川)
自宅でクルシージョ
昨日、11月1日発売予定の「自宅でクルシージョ4」の撮影をしてまいりました。
今回ご登場いただくのは、なんと!岡田昌巳先生です!
フラメンコ界をささえる、“肝っ玉母さん”のような方(←イメージ)。
社内の人間から、歯に衣着せぬ「昌巳語録」をいろいろと聞いており、
「コワイ方かしらー……」と少々緊張しておりました。
当日は朝9時集合。
スタジオのセッティングを終え、昼食の買出しに。
おにぎり12個、サンドイッチとパンあわせて20個、お弁当7個を抱えスタジオへと急ぎ戻る女子2人。
そこに、「ごくろうさん」と声をかけてくださる渋いお声が!
・・・・・・そう、岡田先生でありました。
お買物でたまたま外出されていらっしゃった先生。
両手に袋をさげ、えっちらおっちら歩いているわたしたちを見て、
すぐに「パセオだな」と気づいてくださったようです。
なんだか、妙に感激してしまいまして。
すっかり「昌巳さまのトリコ」と化したワタクシでございました。
収録も最初から最後まで、拝見しました。ほんっとうにおもしろく、タメになるレッスンでした。
口調はきびしくても、あたたかい先生。
それに負けじとついていく生徒のみなさん。
収録中、一緒にレッスンに参加したくてうずうずしっぱなし。
休憩に入るなり、「先生はここをこうやっていた」「いやこうだ!」と
勝手に復習に走るパセオ踊り子s。
レッスン内容は……まだ秘密なんですけど、ひとつだけ教えちゃいます。
「観たら、必ずカスタネットの練習がしたくなる!」
これだけは間違いないです!
長時間続く撮影は、疲れもしますし、緊張感もあります。
ピリピリとした空気になることもしばしばです。
でも、昨日の撮影は、終始雰囲気がよく、みんなが笑顔。
撮影に立ち会った全員、DVDの仕上がりがすばらしいものになることを確信して帰路についたのでした。
(パセオ 塩川)
アンケートって・・・・・・
ホームページリニューアルと同時に、じつは、ある一大企画を実施しております。
それは、「発表会アンケート」!!
「月刊パセオフラメンコ」11月号の発表会大特集に掲載する、“みなさまの声”を募集しているのです。
こういう形で生の声をお聞きするのは、パセオ史上初!
みなさまのご回答を読ませていただいてますが、これがもうとってもおもしろいっ!!
(って、わたくしひとりだけで楽しんでもしょうがないのですが)
早く誌面でご紹介したいですー。11月号期待していてください!
アンケートは8月20日まで、まだまだ募集しております。
人気のDVD「自宅でクルシージョ」3巻セットが当たるかも!?
ぜひぜひご応募くださいませ。
発表会アンケートは終了いたしました。ご協力ありがとうございました!
(パセオ 塩川)
梅雨明けは百年前のファルーカで
もうすぐ梅雨明けとのこと。――梅雨のあいだは、ずっと百年前のファルーカを研究(?)しておりました。
わたくしこと、峰万里恵さんという女性歌手のギター伴奏を、この3年くらいやっています。
すばらしい歌手ですが、まったく売れ線ではないので、そんなに仕事はないんですが……。
彼女は、スペイン・ポルトガル語の各国の歌を、すべて原作を最大限に尊重して歌います。
こんど初めてCDを録音することになって、フラメンコから彼女が選んだのは、古いファルーカでした。
前からステージでやっていたんですが、あらためてわたしも勉強し直しました。お手本はマヌエル・トーレの録音です。
そのコピーや復元といった気持ちはまったくありません。
いまやっても、おもしろく、魅力あるから取り上げたわけです。
ギターの和音をほんの少し発展させようとしたら、変えてはいけないと峰さんに怒られました。
非常に素朴なスタイルのなかで、表情を出すのは、すごくむずかしいです。
ファルーカに踊りが付く前のスタイルですので――歌のメロディは、いま踊りのバックで使われるものと同じ――、
わたしたちの(マヌエル・トーレの)ファルーカは、バイレには使えません。
常にリズムはありますが、歌は自由に動き回ります。楽しいです!
ちょうど梅雨明けの日くらいに録音できるかな?
CD発売は2ヶ月ほど先ですが、その前に、下記の通りライヴをやります。
フラメンコ調スペイン歌謡「みどりの瞳」もやります。その他、ポルトガルのファド、ブラジルのサンバ、ペルーのワルツなど、多彩なプログラムですよ。
日時:8月3日(木)開演19時30分(3回ステージ、入れ替えなし)
場所:六本木《ノチェーロ》 電話:03-3401-6801 HP:
www.nochero.com
ライヴセット:2400円 おつまみ1品付き(飲み物:600円~)
出演:峰万里恵(歌) 飯泉昌宏(ポルトガル・ギター) 高場将美(ギター)
(高場将美)
ホームページリニューアル
ようやく、なんとか、この日を迎えることができました。
ウェブ担当に就任したものの、インターネットの知識などまったくないところから、奮闘すること約1年半、
最近すこーしだけ、ウェブサイトというものがどういう仕組みで動いているのかわかってきました。
意外と、「こうするんだよ!」ときちんと伝えれば、「わかった!」としっかり働いてくれる、打てば響くヤツなのです。
でも、まだまだ意思疎通がはかれないことも多々あり、精進精進の毎日です。
新しいホームページは気に入っていただけましたか?
ご意見・ご要望などお待ちいたしております。
(パセオ 塩川)