日刊パセオフラメンコ

2017年04月27日 5/21徳永兄弟 タブラオ出演虎の巻

パセオフラメンコ・オリジナル講座
5月21日(日) 13:00~14:30(開場12:30)
「徳永兄弟/タブラオの現場(ソレア編)」ミニライヴ付

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いよいよ待望の、【ソレア編】!
ゲストに、カンタオーラ小松美保さん、バイラオーラ梶山彩沙さん、登場予定!
実際にプロたちが目の前で対話しながら、タブラオ・フラメンコを創り上げていきます!


タブラオの現場でアーティストたちはどうコミュニケーションをとっているのか?

どのように舞台を創っていくかを、ソレアを素材にじっくりとレクチャー。
トラディショナルな構成の流れをまず分解。
そして、順を追って、それぞれのシーンごとに踊り手はギタリストに
何をどう伝えればよいのか、バイレ、ギター、カンテが事前に共有しておくべき
約束事は何なのか、を、
リアルに使われている様々なフレーズを実際に弾きながら説明していきます。

知識の羅列ではなく、現在のライヴの場での傾向や、日本とスペインの違い、
そしてギタリスト「あるある」エピソードを交えながらのレクチャーなので、
「いまのフラメンコ」が面白いほど実感できました。

徳永兄弟は、ふたりとも20代の若さながら、
10代の時にスペインのクリスティーナ・へーレンフラメンコ芸術学院で学び、
卒業後はライヴ活動をしつつ、同学院の講師も務めた経歴を持っています。
つまり、フラメンコの伝統を熟知した上で、現代フラメンコも自在に奏でられる、
柔軟に富んだ音楽性を持った、フラメンコ最前線の音楽家なのです。
彼らによると、クリスティーナ・へーレンにも、
「タブラオの舞台創り」についての授業があるそうです。

これまでタブラオの経験をひとつずつ積み重ねていくことで
手探りで覚えていくしかなかったことが、
こういった「約束事」を事前に理解していることにより、
より自分自身の表現に踏み込んだタブラオ・ライヴが可能となることでしょう。

また、他ジャンルとのコラボが多彩に広がっている昨今、
こういった「共有できるルール」の存在を知ることが、フラメンコとの垣根を取り払い、
より豊かで面白い音楽を生むきっかけとなってくれることでしょう!
実際に、今日も、バイレ、ギター、そして愛好家の方から多ジャンルのプロの方まで
様々にフラメンコに携わる方が受講してくださり、「分りやすかった!」「面白かった!」と
ご好評くださいました。

タブラオの舞台に出る方、出たい方、必聴の講座です。
事前に知っておくことで、
即興を磨き、舞台創りのイメージが湧いてくるヒント満載。
観る専門の方も、もちろん大歓迎です。
タブラオを見どころ、聴きどころが分り、より舞台を楽しめるようになります!


以降、約3ヶ月ごと(8月、11月)の開講予定です。

【講師からのメッセージ】
一つ一つのヌメロにはベースとなるトラディショナルな構成があり、それを覚えておくだけで踊りやすさ、伴奏、伴唱のしやすさは劇的に変わります。この講座ではアレグリアスを例に1番トラディショナルな構成を一つ一つ丁寧に説明するのでフラメンコを始めたばかりの初心者さんにも分かる内容です。それ以外にも伴奏をしていて疑問に思う所があるギタリストさん、バイレ伴唱やパルマに不安のある歌い手さん、全ての方に適した講座だと思います。是非一度お越しください!(徳永兄弟)

【受講された方の声】
☆本間牧子さん(バイラオーラ)☆
プレグンタとレスプエスタ、これは 目から鱗でした。
普段 なにげなくファルセータを聴いて心地良いな思う...
それは こういうことだったのか と。
シレンシオも最初の部分をカンパーナと呼ぶことも、なーるほど !
踊り手は けっこう ひっくるめてシレンシオと言ってしまうので...
レマーテ、コンテスタシオンの入れ方...歌詞の区切りはとても大事。
生徒さんたちに、これは 教えてあげなくては! と思うことも たくさんありました。
高い技術と知識と感性を持つ 徳永兄弟の演奏は 魅力的で わくわくします♪
また恋をさせてくれたような(笑)
やはり私はギターが好きなんだなって つくづく思いました。
そんな彼らの講座を受講できて本当に良かったです。
質問と答え...カンテ、ギター、バイレ、常に会話しあっていることを忘れてはいけないですね♪♪♪

☆木村尭さん(ギタリスト)☆
今回は、トラディショナルな構成、メロディについての説明、リハの進め方等、
なんとなく知ってはいたことを、明確に整理することができました。
全く新しい知識、というわけではなかったのですが、
少なくとも日本語でこのように明確に整理された情報は市販の書籍等で私は見たことがなく、
大変勉強になりました。
構成についての知識は知ってるか知らないか、で大違いなので
明日から早速役立てられるようにおもいます。
また、トラディショナルな構成との違い等を意識しながら
YouTubeでいろいろなアレグリアスを見て、さらに理解が深まりました。

☆白井盛雄さん(パセオライター)☆
するするとアレグリアスの疑問の雲が晴れていくような爽快な講座でした。
ここで学んだことは、ほかの曲でも応用ができるだろう。
カンテ、ギター、バイレの対話から生まれる現場。その共通の言語。
たとえば初心者の踊り手の立場からだと、
自分が習っているアレグリアスの踊りの位置を
明快に知ることができたのではないでしょうか。
複雑なアレグリアスも、その基本的な構造は明確に分類することができる。
ファルセータにおけるプレグンタとレスプエスタを知ることだけでも、
アレグリアスだけでなくフラメンコを知るための重要なステップになるだろう。
コンテスタシオンの入れ方。スペインのコンクールにおいて評価される構成のこと、
などなど、最先端の現場で活躍しているギターさんならではの講座でした。

(ご感想を寄せてくださり、ありがとうございます!)

【10/23(日)講座レポート】
タブラオでどのように舞台を創っていくか? アレグリアスを素材に、トラディショナルな構成を示し、流れを分解。順を追って、それぞれのシーンごとに踊り手はギタリストに何をどう伝えればよいのか、バイレ、ギター、カンテが事前に共有しておくべきことは何なのかを、リアルに使われているフレーズを実際に弾きながら説明してくれるので、すごく分りやすい! レマーテ、コンテスタシオンの入れ方等、知識の羅列ではなく、現在のライヴの場での傾向や、日本とスペインの違い、そしてギタリスト「あるある」エピソードを交えながらのレクチャーなので、「いまのフラメンコ」が面白いほど実感できた。愛好家から他ジャンルのプロまで様々な方が参加。フラメンコ・ライヴに直結する実践的レクチャー。

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初級者からプロまで、バイレ・カンテ・ギター・観る聴く専門を問いません。
楽しいレッスン、百聞は一見に如かず、まずは一度ご体験を!

内容◆「タブラオの現場(ソレア編)」
対象◆初級者からプロまで、バイレ・カンテ・ギター・観る聴く専門を問いません。
講師◆徳永健太郎/徳永康次郎(フラメンコギター)
日時◆5月21日(日)13時~14時半(12時半開場)
受講料◆90分/3,000円(当日受付にてお支払いください)
定員◆30名程度
備考◆独習のための録音のみ可です。
会場◆スタジオ・アルソル(丸の内線「東高円寺」徒歩6分、JR・東西線「中野駅」徒歩10分)

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※日本フラメンコ協会の1階スタジオです

徳永兄弟のレクチャーは、フラメンコのいまを、爽やかに、ビンビンと伝えてくれました。
それとともに、十代からスペインでフラメンコを学び、本場で教鞭までとった彼らは、
フラメンコがずっと内包してきた魅力の根源を身体化し、潜在意識で明解に分析できていて、
それがギターの音にも、言葉にも表れていました。
これこそが「ソニケテ」!という説得力のある素晴らしいフラメンコに触れることができました。
フラメンコの魅力はいつの時も変わることなく、それが明晰に分析、言語化され、
日本で学べるようになったという意味で、新しいフラメンコの時代に入ったんだな、
いうワクワクするような実感を覚えています!(制作担当/井口由美子)

予約受付中、お早目にどうぞ!
☎03-6382-4611
メール:paseshop@paseo-flamenco.com
FAX.03-6382-4613
主催◆月刊パセオフラメンコ