日刊パセオフラメンコ

2017年04月26日 しゃちょ日記/ゴールキーパー

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2017年4月26日(水)その2808◆ゴールキーパー

エンディングに向かう怒涛のインプロに一発で惚れた。

金の取れるライヴとはこのことか。
初めて観る彼女のライヴにはそれが明らかだった。
編集台割も考えず、即座にロングインタビュー取材を申し込んだ。

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『ゴールキーパー』。
そこには、逞しい矜持とプロフェッショナルな責任感が充満していた。
人の能力は似たり寄ったりだが、矜持と責任感がステキな独自領域を創る。
今週木曜晩はタブラオの女王・渡部純子、三度目のパセオライヴ。
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/04/2_2.php#005974
座席指定ソールドアウト、立ち見席若干あり。
吉野理子が受付デビュー、撮影は小倉泉弥編集長、
雑用とパセオ忘備録はおれ担当。

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2017年4月23日(日)その2807◆授業中

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吃音に苦しんだ若き日の師匠は落語家の道を選び、
その吃音経験を武器に昭和の爆笑王にのし上がった。
三遊亭圓歌(えんか)師匠の他界。
喪失感が大きいのは、ある共通項によるものだろう。

人見知りの性格から営業だけは勘弁と決めていた私は、
二十代後半のパセオ創刊の流れから営業職に集中した。
編集も制作も販売も経理も総務も執筆も結局どれもモノにならなかったが、
営業機能だけはパセオの役に立った。

手元には圓歌師匠の四枚のCDが残る。
深夜にこっそり聴いてみた。
苦い吃音経験を笑いに変えた『授業中』が、
へなちょこ営業で業界を困らせた若き日の冷や汗に、
小さくはない肯定感を与えてくれる。

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2017年4月23日(日)その2806◆迷言

「闘いながら闘い方を改善できないなら、幸運を祈るしかない」

誰が云ったか忘れたが、もしかして、くたびれ果てた私に対し、
酔ったオレが毒づいた稀代の名言だったかもしれない。

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2017年4月22日(土)その2805◆覚悟

日本フラメンコ協会とパセオ編集部の二軒お隣りにある焼き鳥大吉。
      
未来を展望するスーパー占い師の店主めあてに、
二十代~五十代の女性たちが遠方からも駆けつける。
私の知り合いだと云えば占いは無料である。
また、私の知り合いでなくとも無料であるところが
この店主の度量の大きさである。

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カウンター奥の私の専用シート(優先席)に、新聞の将棋欄の切り抜きを
キープしておいてくれる親切に惚れ込んだ私は、
少なくとも週いっぺんは遥か遠方より(徒歩3秒)駆けつける。

月曜か火曜の晩あたり、独り寂しくカウンター奥で新聞切り抜きと
にらめっこしているトムクルーズ似のくそ爺いを見つけたら、
それが私である。
ぬる燗二本と鳥刺しぐらいなら、
いつでも私はおごってもらう覚悟がある。

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2017年4月21日(金)その2804◆カンテフラメンコ奥の細道

エンリケさんの「フラメンコへの無償の愛」これがこの講座のキーワード。
おそらく日本中探してもこれほどフラメンコを愛している人はいない。
自らがカンタオール、カンテの伴奏者、そしてバイレの伴奏&伴唱者という
まさにカンテの知識を実践する者としての経験が凄い。
専門的な話題だけにとどまらず、「フラメンコ豆知識」「こぼれ話」、
細かいカンテの息継ぎの話など、盛りだくさんの内容。
(バイラオーラ/渡部純子)

特定のヌメロの体系や多数のレトラを、
90分という短時間で一気にまとめて知ることができました。
多数のレトラを紹介いただけましたが、代表的なものを
スタイルの解説とともにまとめて聞ける機会はめったにないと思います。
こういった研究によって自分の演奏を
よりフラメンコらしいものにできるように思いました。
(ギタリスト/木村尭)

今晩はパセオ階下のスタジオにて、
じわじわと人気の高まりつつある、あのレア講座を開催する。
上記はこれまでに参加されたアルティスタのご感想。
受講席は増やせるので、参加希望の方は本日18時半までに、
ご連絡を(☎03-6382-4611)!

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パセオフラメンコ・オリジナル講座
「エンリケ坂井/フラメンコ奥の細道」
ソレア・デ・トゥリアーナ編②(全3回)
4月21日(金)19時30分~21時(19時開場)

対象◆初級者からプロまで、
 バイレ・カンテ・ギター・観る聴く専門を問いません。
講師◆エンリケ坂井(カンテ/ギター)
受講料◆90分/3,000円(当日受付にてお支払いください)
定員◆30名程度
備考◆独習のための録音可です!
会場◆スタジオ・アルソル
  東京都中野区中野3-3-6 セルバビル1F
 (丸の内線「東高円寺」徒歩6分、
  JR・東西線「中野駅」徒歩10分)

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2017年4月19日(水)その2803◆本日のプログラム

今宵は鍜地陽子ソロライヴ。
明日木曜晩は雑司ヶ谷にて三人会(四季の定例呑み会)。
あさって金曜晩は、エンリケ坂井師のパセオ講座開催。
毎回参加者数を増やし続けるこの渋美味レクチャーは、
フラメンコ界が成熟に向かいつつあることを象徴させる。
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/04/626_1.php#005931

ともあれ、ゴールデンウィーク進行の6月号締切となかよく重なるように、
三日連チャンの呑み会は必至である。

さて、本日20時スタートの鍜地陽子ソロライヴ、
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/04/2_1.php#005973
例によってプログラムのフライング発表!

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1)Nana
2)Martinete
3)Siguiriya
4)Musica
5)Garrotín
6)Musica
7)Canã
8)Bulerías

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2017年4月18日(火)その2802◆ソールドアウト

フラメンコ協会の奨励賞受賞から早くも17年。

明日水曜晩はパセオライヴ初登場、気鋭のバイラオーラ鍜地陽子。
2011年の初の劇場リサイタルでは、
当初のテーマを変更し東日本大震災のレクイエムを踊った。
カンテと一体化しつつ、清冽なエネルギーに充ち溢れた
その舞台は鮮烈な印象を残した。
元気の出る鍜地のバイレソロ、そして
夫君のヴィルトーゾ小原正裕のギターソロにも期待!
本誌公演忘備録(6/20発売号)執筆は白井盛雄、
座席指定はソールドアウト、立ち見(イス付)は若干あり。

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2017年4月19日(水)
パセオフラメンコライヴVol.52
鍜地陽子ソロライヴ

出演◆
鍜地陽子(バイレ)
小原正裕(ギター)
有田圭輔(カンテ)
三枝雄輔(パルマ)

会場◆高円寺エスペランサ
開演◆20時ジャスト開演(19時半開場 ※終演は21時10分頃の予定)
料金◆4,500円1ドリンク付(税込)
電話予約:昼(セルバ)☎03-3383-0246
夜(エスペランサ)☎03-3316-9493
メール予約:selva@tablaoesperanza.com

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2017年4月17日(月)その2801◆横綱バッハ

丹念なストレッチと雑用を済ませ、NHK将棋を観戦。
観終えたところで、さあ何を聴くかと
バッハ棚からシフの鍵盤パルティータを。

近ごろのお気に入りは第三番(イ短調)で、
バッハにしては珍しくセンチメンタルな要素の強い曲だが、
そこはさすがのバッハ、全体構成のがっしり感が
甘い感傷を奔放に遊ばせながら、
エンディングでは希望に充ちた余韻をさくり残す。

手持ちの20種ほどのCDの中では、
シフの新盤(2001年)がダントツの横綱格。
聴きやすく、しかも音楽はどこまでも深く重厚なので、
癒しの休日にはぴったり。ともに聴きながら、足元で
午後からの散歩(チーズケーキ付)を待ちかまえるジェー。
        
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2017年4月14日(金)その2800◆かれこれ二十年

これから中野・北口のふぐ屋へ。
年に一度のおごられ、である。
誕生日スポンサー(かれこれ二十年ほど前の写真右)は、
この日だけはやたら気前がいい。

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2017年4月13日(木)その2799◆幸運の女神

ビューン!・・・か。

ふっ。
そのむかし私を捨てて逃げた女に、
どこか佇まいが似ている。

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2017年4月12日(水)その2798◆屋良有子ソロライヴ

屋良有子、と云えば、
大森有起撮影によるこのショットが大好きだな。
あのインタビュー取材からもう五年も経つのか。

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待ちに待った有子ソロライヴはいよいよあさって。
座席指定はソールドアウト、立ち見は少しあり。
             
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/04/2.php#005972

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