日刊パセオフラメンコ

2019年07月14日 しゃちょ日記/成長の糧

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2019年11月10日(日)その3709★成長の糧

原始より不安や恐怖というのが人類の成長の糧だとは分かっちゃいる。
だが、時にすべての心配材料を一掃したくなるのも、また人情というものだろう。
一方で、不安や恐怖がなくなれば無為に停滞したり刹那の享楽に走るタイプなので、
これにはもう懲りごりだ。
ならば常に適量の恐れと仲良くしながら
気分よく暮らしてゆくのがよろしかろうと、月に三度は想う。

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2019年11月9日(土)その3708★温泉気分

仕事に一区切りつけた熟睡と朝風呂とストレッチと
バッハ無伴奏と珈琲で爽やかにすっきり気分、
裏のコープで土日月分の買い出しをすませる。
これからご近所眼科で水曜オペのスタンバイ。
パセオで受信メールを綺麗にしてから、
渋谷さくらホールで鈴木敬子のカルメン。
夕方からはオール自由時間。
どう過ごすかは気分次第だが、
なんとなくハウザーぐぐりと乙川優三郎新刊の予感。
まあ、タコぶつと鰈の干物でビール・ぬる燗だな。
https://www.youtube.com/watch?v=hWaM9nI51LI

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2019年11月7日(木)その3707★沖仁『SOLITO』

パセオフラメンコ2020年2月号公演忘備録MEMO
   
沖仁/コンサートツアー2019『SOLITO』
2019年11月6日(水)/東京(初台)東京オペラシティ・タケミツ メモリアル
(ギター)沖仁
(パルマ)伊集院史朗/吉田光一

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満開の桜のようなスタンディング・オベーション。
25年来の盟友、伊集院史朗と吉田光一が踊ったアンコール
(スーパームーン)に満員の客席は総立ち。
客層は老若男女まんべんなく申し分のないバランス。
そのほとんどは沖仁のギター演奏そのものがお目当ての、
いわゆる大人の音楽ファンだということが
一曲ごとの温かで心のこもった拍手の反応でわかる。
スペインの国際フラメンコギターコンクールに優勝し、
勇躍メジャーの階段を駆け昇った沖仁。
『徹子の部屋』『トップランナー』『情熱大陸』や福山雅治ら大物歌手たちとの協演が、
フラメンコの裾野を大きく切り拓いてくれたことを改めて想う。
会場のタケミツ・メモリアルは1632席。
近ごろ生ギターソロでこれほどの動員を可能にするギタリストは稀れである。
マイクによる増幅は最小限で、ほとんど生音に近い。
プログラム本編は、ベサメムーチョ、ブレリア、マドリードの花市場(ホタ)、
ロミオとジュリエット、ススペ(ソレア)、グリママ(グラナイーナ)、
アストゥリアス、ボリビアの朝(アレグリアス)、さくら、トレモロの全10曲。
仁さんをオールソロで聴くのは実に十数年ぶり。
カラフルな豪華凄腕ゲストとの協演はスリリングに楽しいが、
ソロもたっぷり聴きたいというのもギターファンの真情であり、
当夜の演奏はそうしたゾーンにド真ん中ストライクで応えてくれた。
どの曲がどうよかったという感想よりも彼の全体構成のセンスの美しさを称賛したい。
磨きのかかったMCの最後近く、来年は故郷・長野への移住を決めたと云う。
そういう変化がこの先の沖仁のギターにどう影響するのか、
そこはまったく不明ながら、常に潔い決意で
自らのフラメンコギター道を大胆に切り拓き続けてきた沖仁だから、
そういう変化を楽しみに次回公演を待ち望む。
『SOLITO』と題したコンサートツアー2019の終幕は、
希望に充ちた美しい朝陽のようだった。

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2019年11月7日(木)その3706★道遠し

現状3勝4敗。
当面の目標は4勝3敗だが、道は遠い。

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2019年11月6日(水)その3705★ルーティン

世界でいちばん貧しい大統領。
数年前の来日以来、PCのトップ画面に貼って拝んでる。

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2019年11月5日(火)その3704★結果どうあれ

「生きることは踊ること、踊ることは生きること」
 
この二十余年、何よりチャレンジを好む、
そうした連れ合いの生き様を目の当たりにしてきた。
暮らしのパートナーとして未だ唖然とすることも多いが、
踊りに対する妥協なき徹底ぶりには開いた口がふさがらないと云うか、
まあ、そこまでやるならそれもひとつの人生だろうと苦笑とともに畏敬するのだが、
向こうは向こうで大いに苦笑しているのだろう。(苦笑)

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新潟に生まれた鈴木敬子は三歳でクラシックバレエを始め、
高校卒業同時にスペインに渡り六年間のフラメンコ修業の後、
東京を拠点に活動を始めた。 
以来三十年以上、ほぼ年に一度のペースで彼女のステージを観つづけている。
帰国当初はテクニカの人と評された彼女だが、
当初から私が注目していたのはその端正な歌心だった。
踊りでも音楽でも絵画でもスポーツでも将棋でも、
存分に歌いきる芸風を好む私個人の偏向的センサーが、
帰国リサイタルにおける鈴木敬子のスペイン直輸入のバイレフラメンコに反応したのだ。
近年はケレンを抑え、より端正に向かう傾向が視える。
永年の体調不良からの二度の緊急入院、
十五年連れ添った愛犬ジェーの介護と別れなど、
「人生を楽しむこと」を信条とする彼女には、
ここ数年はもっとも辛い時期だったろう。
だが、激痛を伴なうツネリがあるからこそ人生の素晴らしさが際立つことを、
本能的に彼女は知っている。
しばらく劇場公演からは遠ざかっていたが、この秋久々に劇場リサイタルに臨む。
題材はカルメン、彼女が三十代のころから渇望していたテーマであり、
これをやらないうちは死ねないという覚悟の上演なのだと想う。
私に出来るのは、どうあれ骨は拾うことくらいのものだが、
永年の追っかけの一人としてカルメン公演を楽しみにしている。
  
「思いのままにひたすら生きる、どんな結果になろうとそれも全部引き受ける、
 それが私のカルメン像です」
  
 (月刊パセオフラメンコ2019年10月号より)

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2019年11月3日(日)その3703★十二国記

ファンタジー小説。
シリーズ累計10,000,000万部だと云う。
アニメも観たがこちらはイマひとつ。

読めば読むほど、どよよんと暗くなる。
嘘のないリアリティが満載だから。
それでも止めることは出来ない。
それはおそらく甘くはない〝希望〟の物語だから。

この秋十八年ぶりの『十二国記』四巻同時発表。
その①②を読み終え、今週土曜の③④発売を待つ。

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毎晩のようにその夢を見る。
さまざまな主要人物と行動を共にするが私はただの傍観者。
小説には出て来ない鬱蒼とした情景を眺めるのみ。
どよよんとした朝の目覚め。
ただ、物語の解決に比べれば、現実の改善は容易に想えてくる。
おそらくそれは〝希望〟をキープする深層心理の技術論だから。
存外に明るい気分で、これから出社。

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2019年11月3日(日)その3702★SOLITO(ひとりぼっち)

第5回ニーニョ・リカルド フラメンコギター国際コンクール(国際部門)優勝後、
勇躍メジャーの階段を駆け昇った沖仁。
今回の『SOLITO(ひとりぼっち)』と題したフラメンコギター独奏公演は、
2017年『デビュー15周年記念公演』、
2018年『沖仁コンサートツアー東京公演』にひき続き、
東京オペラシティのタケミツメモリアルホールでの開催。

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仁さんをオールソロで聴くのは実に十数年ぶり。
カラフルな豪華凄腕ゲストとの協演はスリリングに楽しいが、
ソロもたっぷり聴きたいというのもギターファンの真情だろう。
メジャーシーンで活躍を続けるアルティスタの発展・深化のプロセスには、
フラメンコ音楽の未来と希望とがくっきり視えて、その家路はいつも心が弾む。

尚、会場の初台オペラシティへは二年連続で新宿からの乗り換えを
間違えているので(京王線✖、京王新線〇)今回は三年連続!を達成せぬように。

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2019年11月2日(土)その3701★入交恒子

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2006年と2007年に文化庁芸術祭・優秀賞受賞。
本日土曜は久々の入交恒子『コンシエルト・フラメンコ』。

1984年パセオ創刊から程なく、小島章司舞踊団で大活躍していた
この大物美女が二十歳そこそこの頃から注目している。
90年代後半に六本木・俳優座で踊ったソレア、シギリージャに
入交のフラメンコな真髄を知った。
そしてこの春のパセオライヴでは、
永い充実の蓄積から滲み出るエレガントな風格に恐れ入った。
もの凄い協演陣ゆえ舞台構成がポイントとなるが、
私が注目するのはあくまで、入交恒子の完全燃焼ムイフラメンコ。

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2019年11月1日(金)その3700★どちらでもいい

弱気に病めば優しいふりが出来るが、
そりゃウソ丸出しの図だろう。
どしりとする腹のくくれた強さがなければ優しくなれない。
そういうコンディションを日々いかにして創るか。
それが生きるということかと思ったり思わなかったり。
バッハだったりフラメンコだったり。

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2019年11月1日(金)その3699★運命の女神

その後ろ姿を三度見たことがある。

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2019年10月31日(木)その3698★平富恵『ザ・クラシコ』

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スペイン舞踊振興マルワ財団CAFフラメンココンクール(2002年)の初代優勝者。
明日金曜は草月ホールで、平富恵『ザ・クラシコ』。

能楽堂における『梁塵秘抄』に大いにハマって以来、
彼女の創作する舞台が待ち遠しくなった。
あの豊かにして逞しい構想力・推進力が今回、どのように炸裂するのか?! 
スターダンサー平富恵が前線で暴れてくれるなら吉または大吉、そういう予感。

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2019年10月30日(水)その3697★おふらんすブーム

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「シルぺリック」のボレロを踊るマルセル・ランデ-ル

秋の夜の安コニャック続きで、なぜかロートレックな日々。
筒井康隆『ロートレック荘事件』をめくったり、
デラマサ弟『ロートレック讃歌』をリピートで聴いたりで、
三日連チャンのおふらんすブーム。
肴がムラオカの〝梅しば〟なのがちょっとだけ惜しい。

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2019年10月29日(火)その3696★カクテル地震

「ちびちびと、だがしょっちゅう呑まないといけない」
考案者のロートレック画伯は、こうアドバイスする。

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アブサン(69度)とコニャック(40度)を同量で割ったカクテル。
当時の人気シャンソン歌手イベット・ギルベール(ロートレック画)のために、
ロートレックが創作したと伝えられるカクテル〝地震〟。
呑むと身体がぐらぐら搖れるらしい(汗)
ちょっと怖いが、おとなりGilで試してみたい。

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2019年10月29日(火)その3695★されど人生は

「人間は醜い。されど人生は美しい」
    (ロートレック/仏1864~1901年)

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踏み込んで生きた分だけ、そうした意味合いが分かってくる。
踏み抜いてしまった彼のようには到底行かないまでも。
がっかりするのも仕方ないが、美しい部分もちゃんと見なくちゃ、
そりゃあまあバカ丸出しだから。

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2019年10月28日(月)その3694★週末の希望

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今週末はこの二本に集中。
金曜は平富恵(草月ホール)、
土曜は入交恒子(日本橋劇場)を観る。
どちらからも、強い意志と誠心誠意が痛いほど伝わってくる。
このご時世、テアトロリサイタルには想像を絶する苦難が伴なう。
ヒリヒリするような大きな希望。

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2019年10月27日(日)その3693★コンニャック

へえ、ヘネシー2000円かい?
コープでおでん具材の買出し中、
洋酒売場で安コニャック発見、
バブル時代を苦笑する瞬間、
コンニャクを買い忘れたことに気づく。

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2019年10月27日(日)その3692★十二国記

ライヴ開演前に時間を得たので、この街に暮らしたころは
よく通った代々木上原の駅ビル書店へ。
なんと幸運にも『十二国記』の新刊を2冊ゲット。
このシリーズ、書き下ろしは実に18年ぶりだという。
昨日は鳴神ワールドに遊び、今日は久々に小野不由美。

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例によって重苦しいトーンで始まるが、
この世界に入り込んでしまえばシメたもので、
シリーズ長編小説の醍醐味を味わい尽くせる。
へんな時刻に目覚めたのを幸いに二時間ほど熟読。
これからまた少し寝て、午後から出社でパセオ新年号特集の追い込みに入る。
続きは秋の夜長のお楽しみ。

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2019年10月26日(土)その3691★完全休養

本日完全休養。
12月号最終入稿と激深ライヴが重なりややクタビレ気味だが、
きのうの大沼由紀舞踊公演は、現在までのところ2019マイベスト公演。
これまでの由紀さんのテアトロ・ベスト公演でもあると私的に断じる。
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった・・・
ひと晩明けてもそういう突き抜けた印象が脳裏を去らない。

これからご近所眼科で来月の左眼オペの準備スタート、
散歩がてらパセオでちょろっと残務とコープ買い出し。
昼めしは先週知った椎茸バターパスタを試してみよう。
晩めしは久々の銀シャリ祭りで、まぐろ山かけ・ハス炒め・豚汁等の構想。

読書の秋は鳴神響一『おいらん若君/完結編』で謳歌する。
奇抜な設定にシリーズ当初は戸惑ったが、
五巻目のいまでは逆に愛着が増し、これが最終かと思うとやたら寂しい。
鳴神時代物の会話シーンには懐かしい安堵があって、
それもまたリピートを誘う理由なのかとふと想う。

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2019年10月25日(金)その3690★蕎麦友

今宵は大沼由紀の舞踊公演。
展開はまるで予測できない。
今月初旬に中野南口でいっしょに蕎麦をたぐった折の本人談である(汗
会場は代々木上原ムジカーザ。
期待、緊張、興奮、静寂・・・大沼由紀の世界に没入する秋の夜長。

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2019年10月24日(木)その3689★鉄板ライヴ

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だんだん良くなって、しかもいつまでも聴いていたいという点、
そしてその幸福な余韻が、先月のディエゴ・ゴメスのそれと共通している。
川島桂子のカンテソロライヴ。今回もまた鉄板!

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2019年10月24日(木)その3688★スケールが違う

「清濁併せ呑む新人類」

畏れながら、これは若かりし私に与えられしキャッチフレーズ。
あれから35年、11月号の昌ちゃんの意志表明には驚いた。
スケールが違う(汗
未来は常に捨てたもんじゃない。

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2019年10月22日(火)その3687★百花園の秋

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吉田博の東京拾二題より『百花園の秋』。

自摺りのこの木版画は1926年(大正15年)の制作。
欧米における知名度も抜群で、吉田博画伯(1876~1950年)の
下落合のアトリエには、戦後まもなく
ダグラス・マッカーサー夫人も訪れたという。

画伯は明治・大正・昭和にかけて活躍した風景画の第一人者で、
詩情重視の作風が百花園の素朴な佇まいに絶妙にマッチしているのがうれしい。
お江戸の昔から今に続く百花園、大正時代も現在も
あまり変わってないのもうれしい。

変わらず残って欲しいものと、変わる必要のあるもの。
片手に伝統、片手に革新。
あらゆるジャンルにおいて、ここらへんのバランス調整は
人類の永遠のテーマに違いない。

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2019年10月22日(火)その3686★激シブ徘徊

慌ただしい平日には難しい処理が次々と解決してゆく快感。
来客も電話もなくどっぷり実務に専念できる祝日は、出版人への恵みである。
風呂上がりの一杯をイメージしつつ家路をたどる桃園緑道、
来月半ばの左眼オペが済んだら何処へ行こうか、ささやかな遊興に想いを馳せる。

風景の色彩や表情がくっきり視える双眼で真っ先に拝みたいのは、
やはり向島・百花園なのだとわかる。
そのあとは車で三ノ輪へ繰り出し、終点早稲田まで都電の旅。
昭和の薫りが濃厚な王子の飛鳥山で途中下車もありだな。
昼めしは庚申塚(巣鴨地蔵)で食おう。
想い出が美しすぎるのが難点だが、
より善き想い出を上書きしたい老境の激シブ徘徊。
追憶を豊かに刻む要因は日々の完全燃焼と束の間の安堵、そしてわずかな金銭。
例によっておやつは三百円まで、ただしゆで卵はこれに含まない。

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2019年10月22日(火)その3685★1882年パリ

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新聞やテレビで近ごろ見掛けることの多い不思議な絵画。
舞台は近代化の進む1882年パリ。
『フォリー・ベルジュールのバー』というマネ最晩年の作品。
つぶさに観れば、鏡を軸とする謎多き構図だが、謎解きは難しい。
コニャックを求めにカウンターに出向く、
そのほんの一瞬だけ彼女と目が合う。
いや、それは自惚れた錯覚で、シュゾンは何も見ていない。

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2019年10月22日(火)その3684★本音の質

四十代五十代には分からなかったことだが、
死が身近になる六十代では〝信条〟そのものの質が問われる。
本音を見透かされる恐ろしい問い掛けだが、
それが同時に〝救い〟であろうことが救いなのだとも想う。
いかなる存在がそう問うのかは不明だが、
フラメンコ同様、人の数だけそれは在るような気がするから、
統括する必要は感じないが、認め合う必要は感じる。

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2019年10月21日(月)その3683★必然は偶然をはるか凌駕する

★バイラオーラ鈴木真澄さんのFBより

「俳句とフラメンコ、全く違うと思っていたら...」
俳句は初心者である私は、句会「楓組」の先輩に勧められて熊本日日新聞俳句大会に応募したところ いきなり一等賞である天賞をいただいてしまいました。
「このひととせこんなだったと桜咲く」公園の桜の太い幹にしがみついて、子供たち(三枝雄輔と麻衣)と がんばらなくちゃ!と思ったことや その年その年の桜にまつわる思い出から詠んだ句です。
はじめ、感情をストレートに表現するフラメンコと俳句での表現に悩みましたが実はおんなじ!ということに次第に気がついて考えたことは、フラメンコの表現する喜怒哀楽はその場にいる人の同じ感情を呼び起こすこと。例えば、深い哀しみのソレアを観たとき自分の中の哀しみを重ねて涙するのではないか?
喜びのアレグリアスを観たら自分のうれしい気持ちが込み上げて自然と微笑むのではないか?
俳句は、17文字に込めた情景や感情を読んだ人にも思い起こさせる。
俳句が主観を入れてはだめ ということは、そのまま 踊りもただ自分の感情を放出したら一方通行になり自己満足的なものになってしまうのではないか?
奥底にあるものが大事なのか...そんな共通点を見いだしかけたところです。
まだまだですが、俳句を学んだおかげで フラメンコの表現にも日本人ならではの深みが出たらうれしいなあ と思うこの頃です。パセオ11月号にも取り上げていただいた「インテルメディオ」(幕間劇)もフラメンコの重要な要素かもしれません。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

いきなりの一等賞。
びっくりしたわあ。
まあしかし、持ってる人は持ってるわけで、
必然は偶然をはるか凌駕する。

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2019年10月20日(日)その3682★貧乏ヒマなし

いよいよ秋のお楽しみ公演ラッシュ突入!
今週は10/24(木)川島桂子パセオライヴ(高円寺エスペランサ)
10/25(金)大沼由紀リサイタル(代々木上原ムジカーザ)
来週は11/1(金)平富恵リサイタル(青山草月ホール)
11/2(土)入交恒子リサイタル(日本橋劇場)
再来週は11/6(水)沖仁リサイタル(初台新国立)
11/9(土)鈴木敬子リサイタル(渋谷さくらホール)
そして11/13(水)の左眼オペでひと息つくが、
すぐまた呑み会シーズンに突入!

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2019年10月20日(日)その3681★センパツ・リリーフ

NHK将棋はあきらめ、朝からパセオでバリバリ残務。
右眼回復待ちで自宅洗髪禁止なので、
夕方からカリスマななちゃんの美容室でシャンプー&カット。

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2019年10月19日(土)その3680★未来を拓く800円

パセオ最新号11月号(10/20発売)を送料・消費税込、1冊800円でお届けします。
エンリケ坂井さん『フラメンコ過去現在未来』、西田昌市さん『フラメンコの未来構想』他、パセオ11月号は、フラメンコのいま、そしてこれからを見通すためのヒントになる言葉が満載です。多くの方に読んでもらいたい、そんな想いで、どなたさまにもカンタン気軽に「最新号11月号」をお求めいただけるキャンペーンをいたします。

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2019年10月19日(土)その3679★009の涙

右眼の白内障オペで木金ともに半日サボったので、今日はがっつり本業。
何せ右裸眼視力が0.01から0.5までアップした上、
これまでのコンタクトとは異なり、活字に対し即座に焦点がピタリ合う。
ならば大幅な作業効率アップが期待できるはず!
 
と、ワクワク感に充ちた作業開始から三分後、
速すぎる情報伝達のスピードに頭脳が即座に反応出来ないことに気づく。
つまり、作業のトロさは視力のせいではなかった
・・・サイボーグ009涙の試練はつづく(TT)

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2019年10月18日(金)その3678★只者

ご近所眼科にて前日オペ後の初検診。
いよいよ眼帯を外す刹那、
昔のTVドラマがフラッシュバックする。

「いかがですか?」と尋ねる医師。
「視えない、何も視えないっ!」
と、役者根性を全開にすべきシーンだったが、
あいにく私は役者ではなく只者だった。
「うわあ、よく視えるわあ」

てなわけで、とりあえず右眼終了。
オペ自体は15分だが、その前後にもろもろ手間取る。
そして来月は左眼を修理する。
にしても、目が二つだけでよかった。
十も二十もあったら、
さすがに仕事にナランハと、オレンジを食う。

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