日刊パセオフラメンコ

2019年12月28日 しゃちょ日記/イタリア便り

24.jpg

コメントはこちら
─────────────────────────────────
2020年3月29日(日)その3861★イタリア便り

イタリア・ミラノのパセオフラメンコ特派員メグちゃんから小朗報。
外出禁止2週間で新たな感染者数が減ってきたと。
お医者さんたちの頑張りも凄いらしい。
フラメンコはネットレッスンで、
4/18まで完全封鎖が続く模様。

─────────────────────────────────
2020年3月29日(日)その3860★なごり行き

テレビをつけると懐かしの昭和歌謡、
ちょうどイルカが歌ってる。
あの頃は歌詞を噛みしめるヒマなんてなかったが、
今聴くとけっこうシュールだったんだなあ。

 なごり行きも振るときお尻~♬

─────────────────────────────────
2020年3月29日(日)その3859★不変

大久保通りを西に5分のパセオフラメンコ編集室。
普段は閑散とするこの通りなのだが、
今日も変わらぬ閑散さが実に頼もしい。

─────────────────────────────────
2020年3月29日(日)その3858★返信

Sさん、おつかれさま、真夜中のお便りありがとう!
卓越したツッコミ・分析にいつも感心しています。

さて、仰る通りこの騒動は異常であり、
各種情報操作とその複雑な絡み合いが混乱を拡大しています。
上層部の指示とは云え、必要な情報提供よりも、
無用な扇動に走るマスコミ現場にも落胆しています。
同時に、今もっとも困難な医療の現場で尽力される方々に敬意を表します。

スペイン風邪的な被害の可能性も感じています。
このまま悪化するなら、「患者選択=65歳以上は切り捨て」も有り得ますから、
あと2週間で65歳に達する私も前倒しで覚悟を決めざるを得ません。

大きくは、人類の文明と環境破壊のツケであり、
自然界からの懲罰と受け止めています。
まあしかし、運良く助かる場合に備え、
今日もパセオに籠もって元気に仕事です。
仕事の質は久々に若干アップする可能性があります。
国政も、今こそ力の見せどころです。
では、また!

91235779_2811709415573066_193809205231091712_n.jpg

─────────────────────────────────
2020年3月28日(土)その3857★教えてください

まるで基礎知識がないので、新聞やテレビを参考にしているのだが、
どうにも全体像がつかめない。
ほとんどの報道の論拠が明確でないので、基礎データをネットで調べ始めた。
さしあたり二点を以下にコピペするが、
国際情勢の現実とのギャップに正直戸惑っている。
聴くは一時の恥、どなたか詳しい方、
認識不足から迷路にハマる私に、どうか超初心者用のアドバイスを!

★まずはネットのフリー百科事典『ウィキペディア/Wikipedia』で、
 「肺炎」について学習したのだが(↓)。

「肺炎は年齢・性別に関係なく一般的な病気であり、
 全世界で毎年4.5億人が発症している。
 その死者は年間400万人に上り、世界における死者の約7%を占めている。
 有病率は5%以下の児童と、75歳以上の成人が最大で、
 また先進国よりも途上国に5倍多い。
 肺炎発症者のうち、ウイルス性肺炎が2億人を占めている。」

★次に日本における肺炎による死亡率を検索してみた(↓)。

『人口動態統計からみた日本における肺炎による死亡について』より
東京健安研セ年報 Ann. Rep. Tokyo Metr. Inst. Pub. Health, 69, 271-277, 2018
東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課

「疾病動向予測システムを用いて日本における肺炎と
その関連死亡要因であるインフルエンザや誤嚥性肺炎による
死亡の歴史的状況を分析するとともに今後の動向について考察した.
1899年における肺炎による死亡は,男子23,379人,女子19,934人の合計43,313人で,
総死亡者数932,087人の4.6%を占めていた.
スペインかぜの流行時の急増はあるものの1945年以降は,
死亡者数は大幅に減少し,1964年には男子12,186人,女子10,468人と最低を記録する.2016年には男子65,636人,女子53,664人になっている.
肺炎による死亡者は,2030年には男子54,000人,
女子42,000人程度まで減少すると予測される.
また,誤嚥性肺炎による死亡者は,2030年には男子77,000人,
女子52,000人程度まで増加すると予測される.」

91136593_2810696462341028_4361739271355236352_n.jpg

─────────────────────────────────
2020年3月28日(土)その3856★学習

医療現場の現実を想うと、
自ずといまやることの優先順位とその実践手段が分かって来る。
さしあたりこの土日はそこに集中。

─────────────────────────────────
2020年3月27日(金)その3855★習性

ガチョ~~ン!
まあ、今日はそーゆー日だった。
泣きたくとも、笑う習性が前に出るタイプは
何故かガチョ~~ン!と吠える。
そして大吉で一杯やって魔女タク観て寝る。

─────────────────────────────────
2020年3月27日(金)その3854★初心

土日はパセオで7月号の特集記事(12頁)制作の段取り。
カップ麺を四つ買って備えも万全。
希望だけは尽きなかった、
食えない時代の初心を思い出すのかも。

─────────────────────────────────
2020年3月26日(木)その3853★生き甲斐

「生活の一コマに喜びを見い出すのが最高の生き甲斐」
朝刊の今日の運勢(羊年)だが、どんな時だって、
それが足元を支える基本なのかもしれないねえ。

─────────────────────────────────
2020年3月25日(水)その3852★非凡な幸運

人の数だけ、
認識の方法と結果があり、
その違いが一種の楽しさなのだ...。
同じことが楽しいのではなく、
違っていることが感動なのである。
そして人間は正しいだけの人もなく、
まちがっていることも自然で、
しかしそれが一種の個性になって
この世界を支えている。

  曽根綾子『平和とは非凡な幸運』講談社

90939789_2804566216287386_6747063751347798016_n.jpg

─────────────────────────────────
2020年3月25日(水)その3851★甘く見んなよ

ハードロックをがんがん鳴らすうどん屋さん。
極太うどんが旨いだけに残念だが、騒がしくて会話も困難、
二度と行くことはないだろう。
呑み屋もそうだが、わりかし音楽で店を選んでることに気づく。

─────────────────────────────────
2020年3月25日(水)その3850★気の合う

気の合う音楽を聴いたり
気の合う仕事に没頭したり
気の合う友と呑んだり
気の合う本を読んだり

─────────────────────────────────
2020年3月24日(火)その3849★こんな時こそ

90972363_2800768363333838_4125064076306939904_n.jpg

月刊ラティーナ4月号が届く。
創刊68年、来月の5月号を一区切りとする休刊を決めたが、
紙媒体は停止しても、新たなメディア展開は続けるとの意志を報じている。
以下は、ラティーナ4月号の編集後記からの転載。

「日本を漂っていた先の見えない閉塞感が、全世界にも蔓延しそうな今日この頃。
 人間の本性が垣間見えてきて、何とも言えない気持ちになります。
 こういう時こそ、音楽で心を豊かにし、誠実に生きたいと実感しています」

─────────────────────────────────
2020年3月24日(火)その3848★四年おき

しっとりと沁み入るギターのトレモロ。
想えばこの曲が、スペインに傾斜してゆく初めの一歩だった。
パセオ創刊以降も、四年に一度だけ(オリンピックの年に)
一ヶ月ほど爪を伸ばしてアルハムブラを弾く慣習は続く。
まあしかし、なんだな、今年ばかりは延期もやむなしか。
   
─────────────────────────────────
2020年3月23日(月)その3847★半社会的体質

夜はヒマ有りの昨今なので、示し合わせて
今宵は高円寺エスペランサで久々の木曜会。
かれこれ三十年の伝統ある会合だが、
下ネタ中心の反社会的体質が懸念される。

─────────────────────────────────
2020年3月23日(月)その3846★んめ~

六つに切ってカブりつく
ほどよく甘くて酸っぱくて
朝も夕も湯上がりオレンジ
んめ~!つーのが効いてる証!

─────────────────────────────────
2020年3月22日(日)その3845★取り調べ

「今までに聴いたことがないようなギタリスト」
かの武満徹は、彼をこう評した。

746.jpg

鈴木大介の新譜『シューベルトを讃えて』を聴く。    
貧乏でピアノが買えずギターで作曲したと伝えられるシューベルト、
その関連の作品群をギター上に甦らせようとする録音だが、
例によって大ちゃん、力まず自然体でシューベルトを謳う。
(自然体で弾けるほど簡単な曲じゃないのに汗)
丹精込めても小さくまとまらず、あきれるほどに美しい。
彼の美質は初めて聴いた三十五年前からちっとも変わっちゃいない。

現代の新作ギター曲の世界初演はだいたいこの方である。
休みことなく常に並行して冒険的プロジェクトに取り組む鈴木大介。
その原動力は好奇心なのか、使命感なのか、それとも単なる目立ちがり屋なのか、
いつか一杯呑ませて聞き出してみよう。

─────────────────────────────────
2020年3月22日(日)その3844★大局観

「アフリカじゃ、毎日数千人が餓死してるんだから、
 コロナどころじゃねーんだね」

たけしさんの発言で、
ここ数日のバランス感覚の故障の理由がわかった。

─────────────────────────────────
2020年3月22日(日)その3843★類似品

西欧の古い曲なら、どのあたりの時代のどこらあたりの地域の作曲家であるのかの
見当はつくものだが、この人ばかりはまったくわからんで難儀する。

〝メヌエット〟で有名なルイジ・ボッケリーニ(1743~1805年)はイタリアに生まれ、
ヨーロッパ各地で活躍後スペインに定住した。
ハイドン~モーツァルト時代(古典派)の作曲家でありながら、
ひと時代前のバロック音楽や、すっ飛ばして次の時代のロマン派のような作風でもあり、
挙句の果てにスペイン国民楽派の先駆みたいな曲も書いている。
中でも『ファンダンゴ』が有名、いろんな編曲・録音・映像があるが、
やはり原曲通りパリージョの入ったバージョンが楽しい。
ルイジ・ボッケリーニ、類似品にご注意くだちゃい。

─────────────────────────────────
2020年3月22日(日)その3842★往来自粛

我が編集部は特殊な立地にある。
デスクは中野区、
トイレは杉並区。
大阪兵庫の往来自粛に心が痛む。

─────────────────────────────────
2020年3月21日(土)その3841★人の数だけ

「人の数だけ考え方はある」 
 地域や民族や宗教だけでは括りきれない多様性に仰天する昨今。
 普段から自分でも云ってることじゃねーのと大苦笑。
「人の数だけフラメンコはある」

─────────────────────────────────
2020年3月20日(金)その3840★開放傾向

いつ爆弾警報が落ちてくるか分からん状況だが、
自粛要請が開放傾向にあるのはうれしい。
まあどーあれ状況は厳しいが、やることは一緒だ。

新型ウイルスと闘う!的な発想にはどうにも違和感がある。
映画だか小説だか忘れたが、地球侵略を目論む知的宇宙人が
人類には無害の地球のウイルスにやられて逃げ帰ってしまう話の影響だろう。
素人ならではの暴論だが、今回も集団免疫が好手だと感じる。
ワクチン完成が前提だと聞くが、閉鎖オンリーではすべてを失ってしまうから。
・・・ぢっと手を見てカニとたはむる。

─────────────────────────────────
2020年3月19日(木)その3839★協働の時

専門家というのは実に深く知っている。
そして自己の専門領域を守ろうとする意識は本能的でもある。
それがゆえ、全体の善きバランス判断に支障を来たすこともある。
医療・経済・数学・脳科学などの多国籍混合メンバーによる充分な討論こそ
(市民を代表するニュートラルな司会者は必要)が、
いま最も知っておきたい情報。
勝ち負けではなく、各セクション・プロの協働によって
最善手を発見しようとするプロセス。

─────────────────────────────────
2020年3月18日(木)その3838★学習不足

騒動にこれ以上付き合う気になれないので、不安を増加させる可能性が
あると思った投稿には一切反応しないことに決めました。
考えを改めることがあるとしたら、
「例年のインフルエンザ以上の感染被害が出た場合」だけです。

上記は、理性も気骨もあるフラメンコギタリストのFB投稿。
どこにも偏向することのない冷静な彼の分析を大いに参考にしていたが、
彼の投稿がシステムから消去される事態が発生し、
その旨を反映した投稿の一部を引用。
「例年のインフルエンザ以上の感染被害が出た場合」という
具体的な線引きに、実際的な沈着冷静を感じる。

戦争反対を表明すると圧力がかかり孤立させられることが普通だった戦前の日本。
大メディアの煽動でやがて日本が戦争に突入したことは周知の事実。
ストーリーこそ違うが、これらテーマは同質である。

488314.jpg

─────────────────────────────────
2020年3月18日(水)その3837★丸腰太郎

中止や延期と差し替える自由な時。
忙中には着手できなかった仕事や私事のさまざまな保留案件に
整理と解決を与えるのが昨今のマイブーム。
社会の健常化を想いつつ、
小さな達成を積み上げスタンバる丸腰小市民のマイペース。

─────────────────────────────────
2020年3月19日(木)その3836★夢判断

この忙しい夢がトイレに行きたいことの暗示だと薄々気づいている。
まだ序盤戦だというのにすでに一手30秒の秒読み状態。
▲2四歩、△同歩、▲同飛車、△2三歩の局面で、飛車で3四の横歩を取るか、
取らずに2五か2八に引くか、この三択に迷っている。
2八飛車の他は皆リスキーだが、2八飛車では勝てない。
時間切れ1秒前、最も激しい変化に突入する▲3四飛車をハッシと指す。
「はい、そこまで、この将棋は延期指し掛けとします」
なぜか立会人の佐伯九段が唐突にストップをかける。
一礼してトイレに駆け込みながら、
最善手は含みを残す▲2五飛車だったことに気づき蒼ざめる。
そのとき目覚めて現実のトイレに駆け込む。
生きた心地がしないのか、これぞ生きる醍醐味なのか?
この夢の分析解釈は、晩酌の肴だな。
ともあれ、漏らさなかったことはめでたしめでたし。

─────────────────────────────────
2020年3月17日(火)その3835★耕作期

本日パセオフラメンコ5月号大詰め。
取材ライヴや会合が延期になった分、通常より一週間早いラストスパート。
直近のパセオライヴ2本も延期となり、今日はその時期を再調整。
先手先手で新たな企画と特集を準備し、
鎮静後の道筋をサクサク耕すのが昨今の趣味。
きのう午前も8月号特集『新人公演に出たい!』を
若林のさくちゃんと相談・決定、うっきー!

90308487_2784934461583895_448431247543238656_n.jpg

─────────────────────────────────
2020年3月16日(月)その3834★風にも負けず

昼めし前に編集整理を済ませ、郵便局、銀行(原稿料振込)、
信用金庫、珈琲ロード、区役所(マイナンバーカード作成)、中野警察署(運転免許返納)、
中野マルイ、風月堂、眼科(白内障術後検診)、薬局、
焼き鳥大吉(落語の師匠とのルーティン)の順で巡る。
恐るべき強風にたびたび遭遇し、風にも負けないデブでよかったと初めて思う。

89996843_2783770448366963_695946596449255424_n.jpg

─────────────────────────────────
2020年3月15日(日)その3833★プライド

社会を壊すのはウイルスではなく、疑心暗鬼の群集心理。
まず、大袈裟に煽らないこと、次に煽られないこと。
これがヒステリーを鎮静させる基本定跡だと現代人なら皆知っている。
マスコミ現場のみなさん、まずは直ちに各現場で軌道修正お願い!

─────────────────────────────────
2020年3月15日(日)その3832★寛大

形勢がよい時は油断なくそのまま勝ち切り、
悪い時は折れない粘りで逆転する。
そういうタイプ同士の今日のNHKトーナメント準決勝。
人生と生活を懸け、互いに忖度抜きで真理を追求し合う
日曜午前のプロ将棋は十中八九、清々しい余韻を残す。
そうだよな、シンプルにそう徹すりゃいいんだ。

形勢がよい時は油断して逆転され、
悪い時はボキッと折れてそのまま負ける。
おおむねそういう青春だったが、唯一パセオに関しては、
最初から三十六年間、形勢だいぶ不利のまんま、
ただボキッと折れることだけはなく今日に至っている。
つまり、将棋に比べると人生ははるか寛大である。

89867809_2780954018648606_8586569948980051968_n.jpg

─────────────────────────────────
2020年3月14日(土)その3832★二択

「この調子で社会活動を規制する」
「規制を解き、通常の社会活動に戻す」

人類はどちらを採るべきか?
このシンプルな二択を、個人として考えておきたい。

まず、重症者治療とワクチン開発はいずれの場合も最大急務として、
人材・予算を最優先で惜しみなく投入する。

前者は後者より多大な死者(自殺者等を含むトータル)を出し、
かつ精神的・経済的な後遺症も桁違いに大きいと考える私は後者だと、
今件で自分がくたばらないうちに記録しておこう。

ビジュアルはなぜかリャド(スペイン 1946~1993年)

77002964_2779206788823329_649617694760370176_n.jpg

─────────────────────────────────
2020年3月14日(土)その3831★今日の学習

百家争鳴(ひゃっかそうめい)
「多くの学者が自由に自説を発表し論争すること」 

百花斉放(ひゃっかせいほう)
「多くの花が一斉に咲くこと~科学・文化・芸術活動が活発化すること」

疑心暗鬼(ぎしんあんき)
「疑いの深さからあらぬ妄想にとらわれること」

yjimage.jpg

─────────────────────────────────
2020年3月13日(金)その3830★ファンダンゴ

ファンダンゴ
アランフェスで有名なロドリーゴ作曲。
フラメンコの人気曲種ファンダンゴのつもりで聴けばぎょっとするだろう。
クラシック先行だった私が、フラメンコのファンダンゴを初めて聴いた時には
ぎょっとしたもんだが、いまはどっちも好き。
ファンダンゴのあまりの乱痴気騒ぎぶりに、
その昔の欧州でファンダンゴ演奏禁止になった歴史を最近知って、
ファンダンゴが益々好きになった。
ちなみに、あんこやみたらしなどの餡ダンゴは小さい頃から好き。

─────────────────────────────────
2020年3月13日(金)その3829★地獄の入口

地獄への入口は、それぞれ責任逃れの甘々な正義論で舗装されてる
結果的にそれが正しい可能性も3%程あるが、
あいにく私はそれに乗れない

─────────────────────────────────
2020年3月12日(木)その3828★自粛ブーム

ライヴや会合の中止が相次いだこの三週間。
よーやく今宵はご馳走にありつける。
先を見て、自粛し過ぎは自粛。

89653294_2774885635922111_7824471725071925248_n.jpg

─────────────────────────────────
2020年3月12日(木)その3827★三者討論

病理と経済と脳科学、
この三者討論が聴きたい。

─────────────────────────────────
2020年3月11日(水)その3826★弁明

淡々と積み上げる深く美しいバッハ
パンチ力を欠くが、そもそもそこで勝負する気配がない。
安定する温厚な超絶技巧はすべて音楽そのものに献身するが、
要所で発揮するシャープで冴えた閃きが
上質な活力を与えながら全体構造を引き締める。
真夜中に三度続けて聴いてしまったのは、
私の持たざる美点をすべて備えた演奏だったから。
と、もっともらしく大寝坊の云い訳。
 
─────────────────────────────────
2020年3月10日(火)その3825★待ってましたっ!

87149116_513858799545087_5285373474418720768_o.jpg

角川春樹小説賞や野村胡堂文学賞に輝く売れっ子作家で、
すでに刊行された二十数冊の小説はすべて読んだ。
現役シリーズ物では特に『多田文治郎推理帖』と
『脳科学捜査官 真田夏希』がお気に入り。
前者はNHK時代劇、後者は民放の2時間ドラマシリーズに
登場するのは時間の問題かと想われる。

フラメンコ仲間というめでたい縁から、その鳴神師匠に
パセオに連続フラメンコ小説を書いてもらえることになった。
常に超多忙だが義理堅い師匠は数年前の約束をしっかり遂行され、
パセオ3/20発売号にその連載第一回目が載る。
なんとゆーか、、感無量である。

─────────────────────────────────
2020年3月10日(火)その3824★不快な傑作

しかしそれは不快な傑作であった。
何かわれわれにとって、美と秩序への根本的な欲求をあざ笑われ、
われわれが「人間性」と呼んでいるところの一種の合意と約束を踏みにじられ、
ふだんは外気にさらされぬ臓器の感覚が急に空気にさらされたような感じにされ、
崇高と卑小とが故意にごちゃまぜにされ、「悲劇」が軽蔑され、
理性も情念も二つながら無意味にされ、
読後この世にたよるべきものが何一つなくなったような気持にさせられるものを
秘めている不快な傑作であった。
今にいたるも、深沢氏の作品に対する私の恐怖は、
『楢山節考』のこの最初の読後感に源している。
                      三島由紀夫『小説とは何か』より

a.jpg

ジタバタしてもしょーがねーじゃん、ふつーの風邪なんだからと云うと、
姥捨て山(楢山節考)かと苦笑される。
何せギタリスト深沢七郎のギターソロLPアルバムをリアルタイム(1973年)で
購入した世代(当時18歳)のヘンタイだから、パニックを起こすことのほうが難しい。
年寄りの腕の見せどころ、みたいな対策を期待してるし。

411144801_84235119107244032_o.jpg" src="http://www.paseo-flamenco.com/daily/84491368_2689325411144801_84235119107244032_o.jpg" width=250>

─────────────────────────────────
バックナンバーはこちら