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月刊パセオフラメンコ

編集室

2008年2月号“スペインの底力”

2008年1月末
雪も舞い散る冬本番。寒さに凍えつつ、2月号を熱く語る編集部員2人。

S「スペイン舞踊特集! なんすけど、『スペイン舞踊っていったいナニよ!?』ってとこからのスタートでしたね」
T「スペイン舞踊っていう言葉自体が、ジャンルなのか種類なのか、曖昧だよね」
S「一般的にはスペインで踊られているさまざまな舞踊。その名のとおり、“スペインの踊り”全般を指すわけです」
T「フラメンコを含め、クラシコ・エスパニョール、ホタ、バスク舞踊など、スペインには各地にいろんな舞踊があるんだよ」
S「フラメンコだけじゃないんですよね」
T「そう、そこがいちばんの誤解なんじゃないかな。今はフラメンコが人気だからね。フラメンコ以外は、スペインでも下火で、現在ではなかなか観る機会がないのが現状らしいよ」
S「スペインってほんとうに地方性があふれる国みたい。今月号では、スペイン舞踊の種類や歴史、現状を紹介。地方独特の文化の豊かさを知るためのスペイン舞踊入門といった感じですね」
T「個性あふれる舞踊を伝えるべく設立された、スペイン国立バレエ団も紹介しているよ」
S「芸術監督と第一舞踊手のインタビューですね。それぞれの視点からフラメンコとスペイン舞踊について語っていますね」
T「伝統を守ること、そしてそこから新しいものを生み出すことの大切さを語っているね」
S「新しい、といえば、スペイン舞踊界の新星、ナニ・パーニョスですよ!」
T「小島章司さんの50周年記念公演に参加したアーティストなんだけど、フラメンコを含め、あらゆる舞踊の要素を兼ね備えたダンサーだったね」
S「もう、一目惚れしました! 彼は、スペイン古典舞踊、エスクエラ・ボレーラ、そしてフラメンコ、まさに“スペイン舞踊”を踊る。ものすごい技術と表現力。言葉を超えるなぁ、って思いました。こんな踊り手がいるなんて、スペインはすごい国だー! ナニのインタビュー、『スペイン舞踊をフラメンコとかクラシコとかジャンル分けするのはおかしい。本来一つのものなんだ』という言葉が、スペイン舞踊の現状を表わしていますね」
T「ナニが参加した、小島章司さん公演のレビューもありますので、そちらもぜひ。演出、構成、照明、舞台装置、そして舞踊、どれもすばらしく、まさに総合芸術と呼ぶにふさわしい舞台でした」

T「第2特集はカスタネット。楽器として前面からとり上げたのは初じゃない?」
S「ただいま絶賛“カスタネット人気UP”キャンペーン中ですから!」
T「知られざる魅力満載だね」
S「小林伴子先生に、楽器としての可能性についても語っていただきました。これを読めば、アナタもカスタネットが叩きたくな~る!」

T「満を持して、バイレ・マエストロ、ホセ・ガルバンの登場!」
S「いよ! 日本一! 違った、スペイン一!(?)」
T「下高井戸商店街とマエストロ。ミスマッチなようで、マッチしている……」
S「勝手知ったるって感じでずんずん進んでました! もう、ほんと気さくでステキな方で。ひとことの重みがすごい。フラメンコの深淵を、少しだけのぞいた気がします」
T「年月を経て得た説得力があるよね。若造にはまだまだ到達できない……」

S「巨匠続きで、クリスティーナ・オヨス。現在芸術監督を務めているアンダルシア舞踊団です」
T「オヨスもとってもチャーミングだね!」
S「茶目っ気たっぷり。かわいらしいですよね。舞踊団の稽古場レポートは貴重です」
T「ぜひ来日してほしいね」

T「いやー、今年ももう終わるね」
S「はぁ? なに言っちゃってんですか? まだ1月、始まったばっかりですよ!」
T「だってさ、いま4月号作り始めてて、もう6月号どうしましょ? なんて話してんだよ?」
S「そりゃそうですけど……。なんか夢のない話になってません?」
T「……そうだね。雑誌には夢がいっぱい詰まってなきゃ!」
S「読んでいてドキドキするような、ページをめくるのが楽しくてしょうがなくなるような、そんなパセオフラメンコを作り続けましょう!(涙)」
T「ぜ~んぶ、夢のアト、なんてことにならないようにねっ!」
S「え゛っ!?」


●編集部員
T:現編集長。1月上旬はトップギアだったが、すでに失速気味……。
S:「バレンタインってなんですか?」「どこに売ってるんですか?」「探すのをやめたとき見つかることもよくあるハナシなんですかっ?」……と、まぁこんな感じでカサカサしてまっす。


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