月刊パセオフラメンコ http://www.paseo-flamenco.com/magazine/ ja 2008-04-24T12:29:33+09:00 2008年5月号“魂の叫び” http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/04/20085.html 制作スケジュールの都合上、ちょっぴり早めの反省会。

S「ついに! “やっちまったなぁ~!”な、シギリージャ特集です」
T「満を持して、って感じだね」
S「シギリージャはフラメンコの核となる曲種の一つ。やっぱりきっちり紹介しとかなきゃって思ったわけです」
T「歌にしても踊りにしても、あの重厚感はたまらないよね」
S「リズムがないようである。歌詞も伸び縮みしてるんですよね」
T「おっ、専門的なコメントだね。さすが、読み込んでるねぇ。特集では、成り立ちや歌詞、コンパス、踊りの構成例、CD紹介など、シギリージャのすべてを網羅」
S「わかったこととしては、シギリージャはものすごく“個人的な歌”だということ。人間の根源的な孤独、それはただ『さみしーよー』ってことじゃなくて、自分は世界にひとりしかいない、って事実を引き受けること、なのかなぁ、と。だから、魂の叫びって言われるんでしょうね」
T「正直なところ、おいらはシギリージャってなんのなか、イマイチよくわからなかったよ。そう高場さんに言ってたら『それでいいんだよ。よくわからないのがシギリージャなんだ』とのこと。まあそうかもしれないね」

S「今月はプチ・リニューアルということで、3本の新連載がスタートしましたね」
T「まずは、現代スペインアーティスト名鑑。スペインでは、現在若手の実力者たちがどんどんデビューしているからね。将来、飛躍が期待されるアーティストを毎月1人ずつ紹介していきます。  続いては『太陽と月の女たち』。日本にもカンテ好きがずいぶん増えたということで、スペインの若手カンタオーラのインタビュー集です。歌いたい! と思っている人には参考になるはず。共感できる部分が多いんじゃないかな」
S「この2本で巻頭もずいぶんと華やかになりましたね」
T「最後は、『フラメンコにまつわる食の話』」
S「フラメンコとは生きること、生きることとは食べること、というわけで、アーティストのみなさんの食に迫ります。身体を内面から整えるヘルシー食から、がっつり系まで、どんな“食”が飛び出すか、乞うご期待!」

T「トマティート来日インタビューにヘレス・フェスと、華やかなラインナップが続くね。トマティート公演はどうだった?」
S「いや、楽しかったです。学生時代にブルー・ノートで観た以来かな? 音の力が強いんですよね。お疲れのところ快く取材を受けていただき、感謝感激」
T「ヘレス・フェスは次の6月号で注目公演をピックアップするよね」
S「そうです。レビューを入れて、たっぷりやりますよ! あ、そういえば『公演レビュー』が復活してますね」
T「約1年前にひっそりとフェードアウトした『公演レビュー』。この号から再開しました。といっても毎月ではなく、注目の公演に的を絞っての掲載にしようと思うから、とりあえずは不定期だけど……」
S「きっちり公演の模様を伝えていければいいですね!」

T「そして今回、個人的に最も力を入れたたのが、SHOJI KOJIMAこと小島章司さんの5月の公演『越境者』に関する記事。公演を控えた小島さんに単独直撃インタビューを敢行したよ!!」
S「昨年の50周年記念公演を終えた次の舞台。注目ですよね」
T「というわけで、インタビューの舞台は日の出桟橋。そこからシンフォニーに乗り込み、小島さんと一緒にクルージングしたんだ」
S「あの、Tさん、やりすぎじゃないっすか……」
T「何言ってんの! 『越境者』だけに、インタビューも環境設定が大事なの! 開放感あふれるデッキでクルージングを満喫しながら、有意義なインタビューができたよ。いや~満足、満足」
S「そのころワタクシは、スペイン舞踊界の宝、アントニオ・アロンソさんの取材に。いかにも伊達男って感じで、かっこよかったです!」
T「シブいよねぇ。表紙もアロンソさん」
S「そのかっこよく粋な姿の裏に、来日されてからのご苦労があったことを知って、胸を打たれました。そして、わが日本フラメンコ界の至宝、高橋英子さんのインタビュー!!」
T「長年のグラナダ生活を振り返り、英子さんが大切にしているものを語っているね。その集大成ともいえるのが、英子さんが日本で開設した教室『クルソフラメンコ』。そのメソッドを収録したDVDもいよいよ発売! そして6月にはライブも開催! この春~夏はEIKO旋風が吹き荒れる~」

T「というわけで、気がつけば4月も終わり。ゴールデン・ウイーク進行(註:ゴールデン・ウィーク中は、印刷所もお休みのため、例年進行が早まります)も終わり、今はつかの間ののんびりモードだね」
S「月刊誌というサイクルの中、唯一ゆっくりできるのがこの時期ですよね」
T「なんと現時点で6月号も制作終了という、恐ろしいスケジュール。今月はいったい何月号を作ってるんだか、よくわからなかった……」
S「でもそのおかげで、今日のような平和な1日が生まれるわけですから」
T「この場を利用して、上半期の反省と今後の展望を聞かせてよ」
S「反省は言い出したらキリがないです。とにかくまぁ、つねにベストを尽くすのみです」
T「手前味噌ながら、出版不況と言われるさなか、小社はよく健闘したんじゃないかな。これもひとえにアーティストと読者のみなさんのおかげです! 後半はさらにステップアップ。魅惑の企画をどしどし投入していきましょう!」
S「ところで、Tさんゴールデン・ウィークのご予定は?」
T「おいらはいつも通り、木漏れ日の中、今日という一日を与えられたに感謝しつつ、自問自答するよ」
S「よくわからないんですけど……」
T「じゃ、休み明けに再会しよう。アディオス! みなさんもよいゴールデン・ウイークをお過ごしくださいね~!」


●編集部員
T:現編集長。ただいま、90年代前半の環境である社内のパソコンの買い替えを検討。もはや限界……。最新の設備の導入を、虎視眈々と狙っている。現在、経理担当と予算交渉中。
S:ゴールデン・ウィーク中に教室のミニ・ライブに出ます。自分の至らなさを思い知る日々……。残り時間は少ないですが、精一杯練習して、本番はハジけます!!!
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編集室 Melody 2008-04-24T12:29:33+09:00
2008年5月号 http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/04/post.html Siguirija―シギリージャ―
祈りと鼓動

もっともフラメンコらしい、もっとも原初的な曲種。
孤独と痛みを抱え、それでも生きていく強さ。
シギリージャは共鳴する。
私たちの心の奥底に。
2008年4月20日発売 ご購入はこちら ]]>
最新号発売情報 Melody 2008-04-21T00:47:48+09:00
月刊パセオフラメンコ年間定期購読 http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/04/post_9.html お得な定期購読はこちら。]]> 最新号発売情報 Melody 2008-04-20T23:03:08+09:00 バックナンバーのご購入 http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/04/post_10.html 月刊パセオフラメンコバックナンバーご購入はこちらから]]> バックナンバー Melody 2008-04-20T23:00:31+09:00 特集 Siguiriya-シギリージャ- 祈りと鼓動 http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/04/post_1.html 私たちはなぜ、シギリージャに惹かれるのだろう。

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最新号発売情報 Melody 2008-04-20T22:58:09+09:00
トピックス http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/04/post_7.html 最新号発売情報 Melody 2008-04-20T18:53:51+09:00 シリーズ http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/04/post_8.html 最新号発売情報 Melody 2008-04-20T15:18:00+09:00 2008年4月号“春が来た!” http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/04/20084.html 今月はお花見のほろ酔い気分で反省会……なわけはなく、ちょっぴり駆け足で振り返る。

S「ようやく春です!」
T「いや、春だねぇ。でもこう、暖かかったり、寒かったり、油断ならない感じだね」
S「新年度、新学期、新入学って季節ですから、パセオもフラメンコ新入生歓迎特集でございます!」
T「先輩のメッセージから教室ガイドまで、これからフラメンコを始める人たちに役立つ内容にしたよ」
S「もちろん、すでに始めているみなさんにも楽しんでいただける内容ですよ!」

T「行って来ました、大阪の帝塚山スタジオ! 久しぶりの出張で、ルンルン気分だったよ」
S「久しぶりの関西方面の記事ですね。地方はなかなかフォローできないのが現状。今後は日本全国に出張したいものですね……」
T「確かに。日本各地の活動状況を紹介するのは、パセオの大切な使命だからね」
S「で、どうだったんですか?」
T「やっぱり関西は熱いよ! みんなのびのびと真剣に取り組んでいて、とてもいい雰囲気でした」

T「春にふさわしい、おめでたい話題も。入交恒子さんが2年連続文化庁芸術祭優秀賞を受賞したね」
S「すばらしい公演でしたよー。2年連続受賞って異例らしいですけど、うなずけます」
T「今年は充電期間みたいだね。次回作が楽しみだ」

S「公演間近のマリア・パヘス独占インタビューに、ロッカメンコ。春はなにかと動きがありますなぁ」
T「現在全国ツアー中のロッカメンコ。4月17日には、新生赤坂ブリッツでワンマンライブだ!」
S「パセオもその勢いにあやかりたいですね!」

T「よし、今月の反省会はこれでお開き!」
S「おお、ずいぶんと急いでらっしゃる」
T「春はね、いろいろと忙しいの。そんで今日はお花見の準備もしなきゃならないの。ところで、ついに社内極秘プロジェクトの『フラメンコ・フェスティバル』、お知らせしちゃったねー」
S「そうっすね。ヤバイっすね。まぁ、でもほぼ開催前夜まで準備終わってますから、脳内で」
T「それを人は、『なんにも決まってない』と呼ぶんだよ……。とにかく! フラメンコを日本で活性化させていきましょう!」
S「みんなで作り上げる、育成型フェスにしようと思っています。言うなれば、たまごっち系フェスですね!」
T「ないよ、そんなの。まぁ、おいらのトーク・ショー開催しとけば、大入り満員、成功間違いなしってとこだね!」
S「そーですね、間違いなしですね(棒読み)」


●編集部員
T:現編集長。ヒゲ剃りの調子が悪く、いよいよ新規購入を検討中。
S:ひとり暮らし歴7年。最近飲みにも行かず、自宅で晩酌する毎日。ますます“ひとり上手”になってきました。
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編集室 Melody 2008-04-11T18:02:10+09:00
2008年3月号“発酵?” http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/03/20083_1.html 節分は過ぎたけど……なんか、寒いよね? ってな毎日。
今月はサクっと反省会。

S「表紙は誰? って方も多いかもしれませんが、こちらカンタオールのホセ・ガルベスさんです」
T「11月の大沼由紀さんの公演で来日したんだよね。弾き語りすごかった!」
S「衝撃的でした」
T「ってな、大沼由紀さん公演のレビューとホセ・ガルベスたちのインタビューも後半にありますが、今回の特集は、昨年8月号からシリーズ化になった、インタビューシリーズです」
S「前回のテーマは『予感』。そして今回は『発光』です! 個性あふれる4人のアーティストを取材させていただきました」
T「個人的には『絶叫』でいきたかったけどね」
S「はは。それはキビシイ。『爆発』とか『疾走』とか『求道』とか、キーワード考えるだけで楽しいっすね」
T「今回は、内側から光を放っている人。つまり個性的な人ってことだね」
S「板坂剛さん、沖仁さん、佐藤佑子さん、柴田亮太郎さん、と見事に個性的ですね」
T「なかでも、たしかに板坂さんは異彩を放ってる……」
S「ね? すっごくステキな方でしたよ。癒し系で。あと、柴田さんと愛犬の2ショットにも癒されたなぁ。ところで、佐藤佑子さんの木の写真なんですけど、これはなんなんですか?」
T「よくぞ聞いてくれた。説明しよう。佐藤佑子さんの散歩コースにこの木があるの。それでこの木にはコブがあって、そこに背中を押し付けると、気持ちよくてね~。まさにその一瞬を激写した一枚なんだ。おいらも試しにやってみたけど、超気持ちよかったよ」
S「かなりマニアックですね……」
T「沖さんは、1月末にフランスとスペインでのライブを控えてのインタビュー。ニューアルバム『Respeto(敬意)』というタイトル通り、フラメンコに対する“敬意”について語ってもらいました。この敬意ってのは、本当に大切だよね。フラメンコに対する取り組み方、アプローチは人それぞれだけど、敬意は誰もが持っている、根本的なものだからね」

T「待望のアルカンヘル来日、そしてインタビュー!」
S「タイトなスケジュールのなか、ご協力いただき、感謝感激」
T「ライブもよかったなぁ!」
S「ほんと、生で聴けてシアワセでしたー。ご本人はほんと、“アーティスト”って感じの方でした」

S「出ました、岡田昌己さん!」
T「3月末の公演に併せて取材させていただきました。1970年代に単身渡西しそして現在までを振り返る、バイオグラフィー的な記事になっています。フラメンコではなく、スペイン舞踊にこだわり続ける姿勢、そしてあくまでも総合芸術として舞台を創り続けている姿勢は、圧倒されるばかりだよ」
S「妥協は一切許さないのが、岡田さんが岡田さんたるゆえんですからね」
T「おっ、いいこと言うね。岡田節は今回も健在。必読のテキストになってます」

S「そろそろ春なんですが、なんか編集部はトラブル続きですねぇ」
T「ああもう、いろんなことがあるね(怒)! しかし、死中に活あり。何事にも絶望しちゃいけないよ!!」
S「ほいじゃ、私は元気に取材行ってきます!」
T「おいらは帰るかな。腰も痛いし……」

そして、誰もいなくなった……。これはきっと嵐の前の静けさ。(来月号に続く……わきゃない)


●編集部員
T:現編集長。先日、たまにはフラメンコ以外観なければ、ということでクラシックバレエを鑑賞。観客があまりにもセレブっぽい服装だったので、上下ユニ○ロ(パンツも)の自分の居場所がないように感じたとか、感じないとか。
S:3月号の反省会アップが大幅に遅れて、大反省中。陳謝。
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編集室 Melody 2008-03-20T17:13:37+09:00
2008年3月号 http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/03/20083.html Brillando con luz propia  episodio2
―発光―

ステージに立つアーティストたち。
観客は、彼らが放つ光を受け止める。
まぶしい光、ほのかに燃え立つような光。
それはどこから来て、どこに向かうのか。
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バックナンバー Melody 2008-03-19T17:08:24+09:00
2008年2月号 http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/03/20082_1.html 踊るスペイン―情熱の行方

スペイン舞踊とは、文字どおり「スペインの踊り」のこと。
フラメンコばかりに目が行きがちだが、スペインの歴史・風土を内包したスペイン舞踊は、
えも言われぬ薫りを漂わせ、観る者を魅了する。
スペイン舞踊の魅力を再発見する試み。
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バックナンバー Melody 2008-03-19T16:59:39+09:00
2008年1月号 http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/03/20081_1.html ライフ×ライブ=フラメンコ!

ライブ――ステージの上にいる者も、客席で観る者も、一瞬を生きる空間。
この時、この場でしか味わえないものがライブにはある。
そして、私たちは瞬間を積み重ね生きていく。
ライブがライフであること。それがフラメンコ。
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バックナンバー Melody 2008-03-19T16:50:26+09:00
ライター募集! http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/02/post_24.html 経験は問いません。
フラメンコに対する“熱意”のある方を求めています。
 ご興味のある方は、履歴書と小誌で実現させたい企画案(書式自由)、お持ちであればサンプル原稿(過去に執筆した他分野の記事でも結構です)を同封のうえ、編集部宛にお送りください。
追って、こちらからご連絡をさし上げます。

 なお、お送りいただいた履歴書などはご返却できませんので、あらかじめご了承ください。
個人情報は、上記目的のみに使用し、責任を持って管理いたします。

●応募書類送付先●
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2-4-12
株式会社パセオ パセオフラメンコ編集部宛て
TEL:03-5287-7341
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Melody 2008-02-26T11:36:10+09:00
2008年2月号“スペインの底力” http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/02/20082.html 雪も舞い散る冬本番。寒さに凍えつつ、2月号を熱く語る編集部員2人。

S「スペイン舞踊特集! なんすけど、『スペイン舞踊っていったいナニよ!?』ってとこからのスタートでしたね」
T「スペイン舞踊っていう言葉自体が、ジャンルなのか種類なのか、曖昧だよね」
S「一般的にはスペインで踊られているさまざまな舞踊。その名のとおり、“スペインの踊り”全般を指すわけです」
T「フラメンコを含め、クラシコ・エスパニョール、ホタ、バスク舞踊など、スペインには各地にいろんな舞踊があるんだよ」
S「フラメンコだけじゃないんですよね」
T「そう、そこがいちばんの誤解なんじゃないかな。今はフラメンコが人気だからね。フラメンコ以外は、スペインでも下火で、現在ではなかなか観る機会がないのが現状らしいよ」
S「スペインってほんとうに地方性があふれる国みたい。今月号では、スペイン舞踊の種類や歴史、現状を紹介。地方独特の文化の豊かさを知るためのスペイン舞踊入門といった感じですね」
T「個性あふれる舞踊を伝えるべく設立された、スペイン国立バレエ団も紹介しているよ」
S「芸術監督と第一舞踊手のインタビューですね。それぞれの視点からフラメンコとスペイン舞踊について語っていますね」
T「伝統を守ること、そしてそこから新しいものを生み出すことの大切さを語っているね」
S「新しい、といえば、スペイン舞踊界の新星、ナニ・パーニョスですよ!」
T「小島章司さんの50周年記念公演に参加したアーティストなんだけど、フラメンコを含め、あらゆる舞踊の要素を兼ね備えたダンサーだったね」
S「もう、一目惚れしました! 彼は、スペイン古典舞踊、エスクエラ・ボレーラ、そしてフラメンコ、まさに“スペイン舞踊”を踊る。ものすごい技術と表現力。言葉を超えるなぁ、って思いました。こんな踊り手がいるなんて、スペインはすごい国だー! ナニのインタビュー、『スペイン舞踊をフラメンコとかクラシコとかジャンル分けするのはおかしい。本来一つのものなんだ』という言葉が、スペイン舞踊の現状を表わしていますね」
T「ナニが参加した、小島章司さん公演のレビューもありますので、そちらもぜひ。演出、構成、照明、舞台装置、そして舞踊、どれもすばらしく、まさに総合芸術と呼ぶにふさわしい舞台でした」

T「第2特集はカスタネット。楽器として前面からとり上げたのは初じゃない?」
S「ただいま絶賛“カスタネット人気UP”キャンペーン中ですから!」
T「知られざる魅力満載だね」
S「小林伴子先生に、楽器としての可能性についても語っていただきました。これを読めば、アナタもカスタネットが叩きたくな~る!」

T「満を持して、バイレ・マエストロ、ホセ・ガルバンの登場!」
S「いよ! 日本一! 違った、スペイン一!(?)」
T「下高井戸商店街とマエストロ。ミスマッチなようで、マッチしている……」
S「勝手知ったるって感じでずんずん進んでました! もう、ほんと気さくでステキな方で。ひとことの重みがすごい。フラメンコの深淵を、少しだけのぞいた気がします」
T「年月を経て得た説得力があるよね。若造にはまだまだ到達できない……」

S「巨匠続きで、クリスティーナ・オヨス。現在芸術監督を務めているアンダルシア舞踊団です」
T「オヨスもとってもチャーミングだね!」
S「茶目っ気たっぷり。かわいらしいですよね。舞踊団の稽古場レポートは貴重です」
T「ぜひ来日してほしいね」

T「いやー、今年ももう終わるね」
S「はぁ? なに言っちゃってんですか? まだ1月、始まったばっかりですよ!」
T「だってさ、いま4月号作り始めてて、もう6月号どうしましょ? なんて話してんだよ?」
S「そりゃそうですけど……。なんか夢のない話になってません?」
T「……そうだね。雑誌には夢がいっぱい詰まってなきゃ!」
S「読んでいてドキドキするような、ページをめくるのが楽しくてしょうがなくなるような、そんなパセオフラメンコを作り続けましょう!(涙)」
T「ぜ~んぶ、夢のアト、なんてことにならないようにねっ!」
S「え゛っ!?」


●編集部員
T:現編集長。1月上旬はトップギアだったが、すでに失速気味……。
S:「バレンタインってなんですか?」「どこに売ってるんですか?」「探すのをやめたとき見つかることもよくあるハナシなんですかっ?」……と、まぁこんな感じでカサカサしてまっす。
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編集室 Melody 2008-02-06T18:30:10+09:00
2008年1月号“ライブって本当にすばらしいですね!サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ” http://www.paseo-flamenco.com/magazine/2008/01/20081.html 年末の喧騒と大そうじのほこりに紛れ、編集部員はひそやかに1月号と2007年を振り返った。

T「2008年1月号が発売。1年は早いねぇ」
S「景気づけに、ライブ特集です」
T「この秋から冬にかけては、本当に数多くのライブが開催されたよね。過去最高の本数じゃないかな? 調べてないけど……」
S「また適当なこと言って。でも、カンテあり、バイレあり、リサイタルありで、本当に盛りだくさんでしたね」
T「本誌では、そのなかから4つのライブをピックアップしたよ。表紙は今枝友加さんで、ビシっと決めてみました」
S「どのライブも楽しめましたよね。私はペペ島田さんを中心とした、渋~いカンテライブがよかったですね」
T「おいらはチャチャさんの船上ライブに行ってきたよ。横浜の夜景とフラメンコが相まって、なんともセレブな気持ちになったね~」
S「アーティストの方々にはライブの見方や楽しみ方を語っていただきました」
T「ライブは生もの。いろいろと勉強になるよね。個人的には、ジャマーダに注目してる」
S「どんだけ細かいんすか。もっと純粋に楽しみましょうよ!」
T「そやね。ライブは楽しんでなんぼ。恥ずかしがらずにハレオをバンバンかけて、みんなで盛り上がれたらいいね」
S「高円寺のタブラオ『カサ・デ・エスペランサ』のルポもありますね」
T「オーナーの田代さんの眼を通して、フラメンコライブの魅力を書いてみました。エスペランサの創業は1971年。以来、田代さんは約7000回もライブを観てきたわけで、驚愕のひとこと。今でこそ連日の大盛況だけど、当初は並々ならぬ苦労があった。でも、『フラメンコが好き』の一心で、店を続けてきたんだね。まさに、『人生=フラメンコ』を体現している人物。そんな田代さんが感動するフラメンコライブは『その人の人生が見えるフラメンコ』とのこと。やっぱりフラメンコは、うまいヘタじゃないんだね」
S「フラメンコの魅力再確認! って感じっすね」

T「インタビューは2本」
S「まず田中美穂さん。大ベテランでらっしゃるのに、本当に気さくでキュートで」
T「ニューウェーヴのソレアはすごかったね」
S「そう、あれに圧倒されて、すごい緊張しながら取材に臨んだんですが、びっくりするほどかわいらしい方でしたよー。お話にもじぃんときて」
T「お次は『アフロ・フラメンコ』の旗手ブイカのインタビュー。ブイカ最高!! とにかく2枚目のアルバム『ミ・ニーニャ・ロラ』は絶対聴いてほしいよ。あらゆる要素を感じさせながら、根にはしっかりフラメンコがある。ハスキーな歌声も二重丸。おいらは100回以上聴いたよ!」
S「盛り上がってますなぁ」
T「ライブもこれまたスゴかった! エアギターを弾きながら歌うんだよ。さらにノッてくるとパルマにフラメンコっぽいダンスまで披露。あのシャウトに完全にホレました!」
S「わたしも観たかったなぁ。残念! 素顔の彼女はどんな感じなんすか?」
T「舞台の上の白熱ぶりとは一転して、これがまた物静かな人。コメントもとても哲学的で、さらにホレたという感じ。いや~、いいよ、ブイカは!」

S「年始号とゆーことで、4本の連載がスタート」
T「大河ドラマを超えるスケールでお送りする『渇仰(かつごう)』は、日本のフラメンコをさまざまな角度から取り上げた企画。アーティストに関わらず毎月、いろんな人を取材していくんだ。フラメンコに対する尽きぬ愛と情熱。そして、日本人という葛藤。今後、あんな人、こんな人が次々と登場する予定なので、ご期待ください!」
S「小林伴子さんのカスタネット講座と小森晧平さんのカンテ講座も始まりました」
T「カスタネットは待望の企画だよね」
S「取材で小林先生のカスタネット演奏を聞かせていただきますが、すっごいいい音! ああいうふうに鳴らせるようになりたい!って思いますよ」
T「カンテ講座は中上級編。カンテに不可欠な節回しを楽譜で紹介した、かなりマニアックな内容にしてみました。カマロン一筋40年の小森先生ならではの講座です!」
S「セビージャ在住30年の舞踊家、横田さんのエッセイは、濃い内容ですね」
T「暮らすことではじめて見えてくることってあるよね。外側からではなく、まさに渦の中心にいる人だからこそ、書ける内容だと思うよ」 
T「そして最後は、マンガ『バイレ道』。都内某スタジオでフラメンコを学んでいるイラストレーター、カワハラさんのレッスンレポートだよ」
S「初回は教室選びについて。用語解説もあって、フラメンコをはじめたばかりの人には、かなり共感できる内容になってますね」

T「この1年を振り返ってみると、トラブルばかり、苦しいことばかりだった……。でも、なぜか今、目を閉じて思い出すのは、楽しいことばかり。なんだかんだいって、充実してたのかも――」
S「なに一人でしみじみしちゃってるんすか! これから大そうじですよ!! エアコンのフィルターちゃんと磨いてくださいよ」
T「まったくもう。せっかく渋く決めようと思ってたのに……」
S「わたしは、忙しくも楽しい1年でしたね。いろんな人との出会いがあって、いいフラメンコに触れられて、感謝感激雨アラシ! じゃなかった、雨あられ! ですよ」
T「なんだ、その乱暴な回顧は」
S「読者のみなさまにも感謝! 1年間ご愛読ありがとうございました!」
T「2008年もよろしくお願いいたします。編集部はノン・ストップで走り続けますよ!」


●編集部員
T:現編集長。激動の2007年をなんとか乗り切り、今は抜け殻に……。カリスマ・エディターを目指し、2008年も疾走するとかしないとか。
S:三十路を迎える2008年の年明けは、福袋購入を自粛。大人の階段を1段のぼった(極私的見解)。
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編集室 Melody 2008-01-10T12:23:00+09:00