ジョン・ウィリアムス ギター・リサイタル 2009年10月30日~31日 すみだトリフォニー ─────────────────── ジョン・ウィリアムス。 クラシックの音楽畑で、 かつてギター界のプリンスと称されたジョンも、 気がつけば68歳。 いまや押しも押されぬキング・オブ・ギターである。 云ってみれば、クラシック界のパコ・デ・ルシアなのだ。 レコードで
石井智子フラメンコ公演『EL COMPAS(エル・コンパス)』 ~スペインの鬼才ディエゴ・カラスコと織り成す鼓動~ 2009年10月29日(木)19時・新宿文化センター大ホール ─────────────────────── どか~ん!!! 世の不景気を吹き飛ばすような、 ノリノリに盛り上がった白熱ライブだった。 まさか、ここまでやってくれるとは! 初来日し
desnudo 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコライブ vol.4 「愛と犠牲」~FLAMENCO MEETS JAZZ 2009年10月28日~29日 代々木上原・MUSICASA ────────────────────── 締切仕事を猛チャージでやっつけ、 自宅に戻ってひとっ風呂浴びてから スープの冷めない距離にある、 わが街・代々木上原のデスヌード会場に駆けつける。
安藤広重/名所江戸百景より 『昌平橋 聖堂 神田川』(1857年) [その150年後のほぼ同じ場所あたり] 江戸の昔から、文人墨客にその風雅を愛された ここ“御茶ノ水”界隈。 凉しげに崖下を流れるは神田川。 つまり、ザブンと飛び込み、 上流めがけて一心不乱に泳ぎまくれば、 高田馬場パセオにはほんの90分足らずで 到着するわけだが、あいにくまだやったことは
「当たっちゃってるよー、ほら、きゃっはっは」 例によってヘベレケで帰宅した私に、 一枚のペラ紙を差し出しながら、連れ合いがこう云う。 そこには、こんな内容がプリントされていた。 【成分解析 on WEB】 小山雄二の成分を解析する 小山雄二の解析結果 ◇小山雄二の70%は度胸で出来ています ◇小山雄二の10%はアルコールで出来ています ◇小山雄二の8%は気の迷いで出来て
「あなた変わりはないですか♪~」 みたいなメロディで始まる、 フレデリック・ショパンのピアノ協奏曲第一番。 これぞエスプリ! みたいなフランソワ、 濃厚なロマンティシズムの極致たるツィマーマン、 霊感と生命力に充ち満ちたアルゲリッチなど、 人気の名盤もよく聴いたが、 近ごろはグリゴリー・ソコロフで聴くことが多い。 ちなみに、都はるみはこの曲を録音してない。 ソコロフの
入交恒子30周年記念公演/アンダルシアの月 2009年10月24日 草月ホール ───────────────────── 「何て美しい人なんだろう」 取材先の小島章司スタジオで見かけた、 その舞踊団の看板バイラオーラこそが、 若き日の入交恒子だった。 およそ25年前の話である。 その後の彼女は、日本とスペインにおいて、 着実にキャリアを積み重ねながら、
いま、まさに秋の公演ラッシュ。 強烈ライブが目白押しで、今週は水木金の三連荘。 今日からあさってまで公演がないので、 このスキにがんがん仕事を片づける。 とは云っても、 若い頃は毎日16時間は集中できた仕事が、 近ごろは12時間あたりが限界。 朝7時に始めれば、夜7時には目がしょぼしょぼして、 集中力もガタンと落ちる。 集中力
すでにフラメンコ界の人気シリーズとして定着した あの「デスヌード」の 『小島章司/魂の贈り物』の映像が、 ユーチューブに公開された。 http://www.youtube.com/watch?v=9p8hzAceX0o 短い編集映像だが、それでも 百聞は一見にしかず、だ。 ご覧になっていない方は、ぜひ一度! ライブ・ラストに発生する 小島章司の奇跡は映されていないが、
朝早くに家を飛び出し、 東京の街々を歩きまわる。 夕暮れが迫ると、 良さ気な呑み屋にアタリをつけた上で、 近くの銭湯に飛び込む。 さっぱりしたところで、 先ほど見つけた呑み屋で、独りゆるりと呑む。 で、いい気分になったところで、車を拾ってご帰還。 来る日も来る日も、できるだけたくさんの人たちと お会いするのがメイン業務だったころ、 たまの休日をこんなパ
森田志保フラメンコ公演「はな6」 2009年10/20日~21日 吉祥寺シアター 森田志保が最後に踊ったソレアを、 おそらく私は生涯忘れない。 森田の国籍、性別、年齢、思想などが、 未熟な私には視えなかったが、 それはまさしくプーロ・フラメンコの真髄だった。 他と比べることが無意味であるほどに、 絶対的な名演だった。 「癒しの巨人」。 ずいぶん前から森田志保は、
10月20日(火)『Santo y Seña(サント・イ・セーニャ)』 10月21日(水)『Yerbabuena (ジェルバブエナ)』 渋谷・Bunkamura オーチャードホール ─────────────────────── 10月20日のオーチャード初日。 生エバ・ジェルバブエナを観るのは、今回およそ十回目。
来日中のあの“コンパスの魔術師”ディエゴ・カラスコから、 日刊パセオの読者のみなさまへのメッセージだ。 「やっと念願の日本に来ることができて、 本当にうれしいよ。 当日、劇場でみなさんにお会いできることを 楽しみにしているから。 『Inquilino del mundo(みんな隣人)』だよ」 日本では無理だとあきらめていた。 あのミステリアスな巨匠のステージが
NASAが選んだ宇宙人との交信用メッセージは、 バッハの『ブランデンブルグ協奏曲』。 数日前の日記にこんなことを書いたら、 ウェブ友みゅしゃから、こんなコメントをいただいた。 「コンテンポラリーバレエで、 バッハの曲を使った作品を観たことがあります。 時代を隔てているのに、 決して意外な取り合わせではなく、 しっくり合っているのです。 どんな料理をしても
まさか?!と思ったら、ホンモノだったんだよね。 mixiに参加するフラメンコギターのマエストロ、 フアン・マヌエル・カニサレス。 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=21545522 私の大好きなギタリストだ。 数日前に書いたパセオ連載『フラメンコ力アップ!12の視点』 へのご登場を依頼したら、な、なんとご快諾いただけた。 早ければ
朝もはよからブランデングルク協奏曲を聴く。 宇宙人との交信用にと、アメリカのNSAが選んだ 人類屈指のバッハの名曲である。 全部で六曲あるが、 私の好みは三番、五番、二番、六番、四番、一番の順だ。 その二枚組のディスクは、 めしを抜いて買いまくったレコード盤時代を含めれば 100種類ぐらいは集めたと思う。 チョーお気に入りの三番は、 弦楽
今週火曜・日経ホール、平富恵さんのリサイタル。 以前観た時よりも、ふた回りぐらい成長されていて おお、これが同一人物かいっと、ちょっとビックリした。 シャープに美しいタラントが、格別に印象深い。 その開演前のロビーで、石井智子(写真)さんとばったり。 ディエゴ・カラスコを成田に出迎えたばかりだと云う。 そう、昨日ご紹介した大物中のチョー大物、 あの“コンパスの魔術師”であ
コンパスの魔術師。 ファンの好みを超えて愛される、 フラメンコの超大物が来日した。 そう、あのディエゴ・カラスコが この10月29日の、石井智子さんの リサイタルに出演するのだ。 以下は、セビージャ在住・志風恭子のラブラブ・メッセージ! ―――――――――――――――――――――――― フラメンコ好きですか? ほんと? なら絶対みないと損です。 アーティス
堀越「“フラメンコ力アップ”って、すごい企画だよなあ(笑)」 私 「そうでしょ。最初は『バイレ上達!12の視点』 っていうタイトルだったの。 だけど、いきなり堀越さんの顔が浮かんできて、 『フラメンコ力アップ!12の視点』に タイトル変わっちゃったんだよ(笑)。 堀越「なんだそりァ(大笑い)」 こんな出だしではじまる来年2月号の インタビュー記事が仕上
シフの新譜が出た。 バッハの“パルティータ全曲”だ。 24年ぶりの待望の再録音。 前回はスタジオ録音だったが、今回はライブである。 だからイキがいい。 ピンピン跳ねている。 バロックならではの即興遊びが楽しい。 まるで釣りたての鯛の刺し身のよう。 バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンを、 シフは絶妙に弾き分ける。 つまり、シギリージャ、アレグリアス、ソレアの そのすべ
だれかさんが だれかさんが だれかさんが 見つけた 小さい秋 小さい秋 小さい秋 見つけた 目かくし鬼さん 手のなる方へ すましたお耳に かすかにしみた 呼んでる口笛 もずの声 小さい秋 小さい秋 小さい秋 見つけた 『小さい秋見つけた』。 サトウハチローさんの詩に、 中田喜直さんがメロディをつけ
毎日更新という、 当日記の更新頻度を心配してくれる方は多いが、 私たちのような商売にあっては、 およそ書くネタには困らない。 てゆーか私の場合、 踏んだドジをそのまま書けば一丁あがりだ。 社内での失敗、 ギョーカイにおける失敗、 プライベートな失敗、 過去の失敗、 現在進行形の失敗、 約束された未来の失敗。 そのヴァリエーションは実に豊富である。 ……味は一種類
休日のある日。 見知らぬ街を、目的もなくただ歩く。 歩きたいから歩く。 そこに坂道を見つけると、 ついつい惹きつけられてしまうのは、毎度のことだ。 この坂を昇りきった景色はどんなだろう。 ささやかな浪漫が芽生える。 急ぐ旅でもなし、ほのかな期待を胸に、 眼前の登り坂をゆっくりと踏みしめはじめる。 期待できるものはひとつもないかもしれない。 だが、そんなことはどう
今日という日は、残り少ない人生の最初の日。 誰が云ったか知らないが、 云われてみれば、確かにそうだと頷ける名言だ思う。 信じられないかもしれないが、 私のような人生のベテランでも失敗を犯すことはある。 もちろん、そんなことは滅多にはないのだが、 そのたびに想い起こすのがこのアフォリズムだ。 参考までに云えば、私がこの名言を想起するのは、 通常で毎日3~6回程度である。
好きこそモノの上手なれ。 一方では、下手のヨコ好き。 このような日記を書く私は、 たいへん残念なことに、 後者のカリスマ選手であるのだが、 1銭にもなりゃしないこの五十の手習いが、 毎日楽しくて仕方ないのだ。 上手・下手ではなくて、 好きなのか?、そうでないのか?、 それが一番大切なのだと、私は思う。 フラメンコも人生もそれは同じだ。 ほんとうは違うのかもしれないが
「なにか手伝わせてもらえませんか?」 創刊時代のある日、 ドン底パセオを訪ねる深い眼をしたあの娘。 なぜか私には『マッチ売りの少女』のように見えた。 二十年以上も昔の話だ。 当時のパセオでは、 交通費さえ出せない有り様だったのに、 OLの彼女は、 仕事がひけたあとほとんど毎日のように、 町田から文京区本郷の編集部に通ってきて パセオの手伝いをした。 それから
小島章司の「SHOJI KOJIMA FLAMENCO 2009」で、 構成・振付を担当する、鬼才ハビエル・ラトーレ。 数年前にやはりコンビを組んだハビエルと小島章司の ステージが、抜群の相性を発揮したことは記憶に新しい。 そして、ここに加わるのが舞台美術を担当する、 われらが堀越千秋画伯である。 今日はハビエル・ラトーレのインタビューのちょい見せ。 「愛を装った度外れた情欲と
ジェーとの散歩コース上にあるご近所の中華屋さん。 “人類の孤独”というテーマに真っ向から対峙する、 その深遠なるネーミングには好感が持たれる。 同じく好感を持たれた方はこつらへ
「こんにちは! 僕らが山で創った、実にくだらない映画、 今度BS朝日で流れます。 10月4日(日)、午後7時から8時の間のどこかです。 もし映ればよろしく!」 フラメンコ狂日記でもおなじみの堀越千秋画伯から、 こんなお知らせが入った。 堀越画伯の初の映画監督作品の放映である。 爆笑短編集なのだが、監督ご本人もたびたび出演している。 画伯に
「最初は何を聴けばよいのかしら?」 フラメンコをほとんど知らないが、 ふとそれに興味を持ち始めた やさしく美しい女性にこう尋ねられる場合、 迷わずマイテ・マルティンを薦めることにしている。 [マイテ・マルティン/愛のあるところ] VIRGIN 2000年 私の場合、このCDを三枚持っている。 家と仕事場と散歩用のCDケースに一枚ずつ、 あたかも心臓発作にそ
日本でも大人気のバイラオーラ(女性舞踊手) エバ・ジェルバブエナが、 この秋、ほぼ三年ぶりで来日し、 東京で2公演おこなう。 実験的な創作舞台で前進しながら、 その領域を広げてゆくエバの姿勢はステキだが、 正直云エバ、 今回みたいなスタンダードなフラメンコを踊る エバを観るのが、私個人は一番好きだ。 次回以降、どんな前衛モノでやってきても それをビクともせずに受け
しなやかな肉体、しなやかな動き。 ブレない芯と、フレキシブルな柔軟性。 散歩途中に、美しい黒猫と会った。 フラメンコを踊らせたら相当いけそうだ。 二拍子系、三拍子系のどちらにも 対応できそうな身のこなしがある。 『わんニャンコで吠えるば』では古いので、 とりあえずは『黒猫のタンゴ』か。 って、それも古いだろっ。 おもむろに四拍子を叩くと、すかさず逃げやがった。