今年に入って、丸一日休暇がとれたのは 元旦くらいのもので、最近はやたらと忙しい。 そんなわけで近ごろは、 ヒマさえあれば仕事をしている状況である。 まあ、私の場合、仮に休暇がとれたにしても やることは一緒なのである。 もはや私の中から「仕事」や「休暇」みたいな概念は 喪失しつつある昨今なのかのしれない。 失業率の高さが社会問題になっているが、 就職試験に全敗し、結局どこ
ツバメンコでもおなじみの今井翼さんの1stシングル、 『BACKBORN』が2月24日に発売となった。 もちろん私も、高田馬場ムトウ楽器にて当日即買い。 毎日自宅でガンガンかけまくっている。 私は物覚えがいい方なので、八年後には カラオケの十八番入りを果たすと予測している。 さて、フラメンコの普及にチョー貢献する、 他ならぬ今井翼の初シングルとあっては、 フラメンコ界にも
『個性尊重の時代に』 小林由季(スペイン在住/通訳・執筆家) アタマガカタイ ワタシニハ、 こういう自由な書き物ほど、難しいものはないんです。 社長。コマッタ。 常々、スペインにおいては「日本人であること」を、 日本においては「スペイン在住・スペイン語ができる」ことを 自分の「売り」として、こと、仕事ではよく利用しているものの、 パセオ(のスタッフ、執筆陣、ア
7カンタオーレス(プリメラ企画/カンテ・ライブ第3弾) 2010年2月24日/東京・新宿エルフラメンコ カンタオール3名(有田圭輔、那須慶一、ダニエル・リコ)、 カンタオーラ4名(柏山美穂、田中実穂、大類愛子、斉藤綾子)、 ギタリスト2名(小林亮、長谷川暖)による、 日本では珍しいオール・カンテ(歌)のコンサート。 あっと驚く『プリメラ企画』ならではの大胆ライブである。 こうし
スペイン・バルセロナ在住で、一時帰国中の バイラオーラの中田佳代子さんと連絡が取れ、 きのう高田馬場でお会いした。 2008年、本場スペインのペーニャ・ペルラ・デ・カディス 「アレグリアス」コンクールに準優勝した強者である。 3月号『フラメンコに広がる深化』のトリをお願いした あのブログ(バルセロナのタブラオでの奮闘記)の 筆者であり、 あとがきに私が書いた
小倉久寛ひとり立ち公演vol.2『ウノ!ドス!トレス!』 ★バイラオーラ鈴木敬子がコメディ&バイレで出演! (2月19~28日/新宿シアターサンモール/全14回公演) 昨晩は、ご近所"秀"の仲良し連六名とともに、 小倉久寛公演『ウノ!ドス!トレス!』を観劇。 やはりご近所上原の呑み仲間である、バイラオーラの 鈴木敬子さんが出演するので、その応援も兼ねている。 満杯の客席
パセオ3月号について、yogiの感想。 ◇フラメンコの美学(中谷伸一)/レブリハーノの流儀 にんまりとともにザワザワときめく読み応えのあるページでした。 PERSECUCION~1982年に初めて聴きそれ以来、 何かというと常に聴くものの1枚なのですが、 パセオの記事によってこんなに深いものだったのだと再認識です。 フラメンコだけではなく、スペインの、 人間
パセオ3月号しゃちょ企画第二弾、『フラメンコに広がる深化』。 パセオの中で唯一、制作予算ゼロを誇る、 ヴィジュアルの少ない殺風景なモノクロ8頁なのだが、 いろんなところでいろんな感想をいただく。 私の中に化学反応をもたらした「読み返したくなる内容」を念頭に、 まったく異なるタイプの文章を六つ、 ピックアップ掲載させていただいたものだが、 予想をはるか上回る好感触な反応に
本日発売、2010年3月号の主なラインナップ。 ◇フラメンコの光源『エバ・ジェルバブエナ/蒼いため息』 /A表紙と巻頭カラー7頁 ◇フラメンコ力アップ!③『岡田昌己/感情を歌う、踊り心』 /B表紙と巻頭カラー8頁 ◇フラメンコの美学②『レブリハーノの流儀』/カラー8頁 ◇しゃちょ企画②『フラメンコに広がる深化』/モノクロ8頁 ◇心から泣けるカンテ③『マノコ・カラコー
昨年秋、『フラメンコ力アップ!』に掲載する 堀越画伯のポートレイトを撮影するために、 美人カメラマンと計三人で、神田川の遊歩道をぶらついた。 黒い塀に囲まれるシャレた家を見つけた画伯が、 「"お富さん"かい」と云った。 「♪粋な黒塀、見越しの松に~♪」という、 名人・春日八郎さんが唄った歌謡名曲である。 「オレ、ずっと"粋な黒兵衛さん"だと思ってた」 それを受ける私の回想
『どっこい生きてる』 (濱田吾愛・神奈川県/その他いろいろ・45歳) 健康だけが取り柄だと思っていた。 健康診断など、20年以上受けていなかった。 2008年10月、脳梗塞で緊急入院。 血圧が全然下がらず、ろれつも回らず、 カンテの仕事も大学の講義もキャンセルしまくった。 正式な診断の結果は、脳内の血流が滞りやすい ウィリス動脈輪閉塞症、通称モヤモヤ病。 見せてもらったMR
乗り物での移動中は原稿を書くことが多いが、 その気にならない時は、 ボケ防止も兼ねて詰め将棋を解く。 今さら手遅れとは、このことである。 その親父のやってる居酒屋に行くと、 ビールと一緒に、彼の創った詰め将棋の新作を記した ペラ紙をニコニコ顔で手渡される。 将棋の専門誌に作品が掲載されることもある彼の 詰め将棋創作の評価は、世辞抜きで高い。 ビールの大瓶を呑み下すま
『一筆啓上』 (kosugi) 社長と俺は高校の同級生ってか・・・。 「流星号」という洒落たチャリキでご通学の社長。 勉強なんかそっちのけ、将棋の世界にのめり込む。 飽きたら、フラメンコのギター奏者目指し・・・一応進学校だったんだぞ・・・ それがいまでは日本のフラメンコ界を背負って立つ人だってさ。 お釈迦様でも当時は解らなかった。 昭和30年は未年、そし
およそ35年前。 ひらがなを覚え始めたばかりの幼い姪っ子は、 テレビドラマの終わりに「つづく」の表示が出ると 得意げにこう叫んだ。 「つづへ」。 以来わが一族では、 連続ドラマのことを 「つづへ」と呼ぶようになった。
「このドラマはフィクションです」 番組のラストにそう表示されると、 「ええーっ、フィクションだったのお?~」 と大声で叫ぶ習性は、容易には抜けないものだ。
鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコライブ デスヌード6~愛の詩 (2010年2月9日、10日、12日、16日 東京・代々木上原/ムジカーザ) スペインの人気シンガーソングライター、ジョアン・マヌエル・セラートの名曲『愛の詩』を歌い踊るオープニングから、全篇「愛の詩」特集でフラメンコする今回のデスヌード。 バイレは鍵田真由美、佐藤浩希、権弓美、矢野吉峰、工藤朋子、カンテは
鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコライブvol.6/desnudo6 今年はじめてのデスヌード。 80席限定という、もろに贅沢なフラメンコライブである。 休憩ナシ60分で凝縮された世界をイッキに見せるやり方も、 私には好ましい。 今回はスペインの人気歌手フアン・マヌエル・セラートの ヒット曲をフラメンコ化する『Poema de Amor』と、 鍵田真由美の『ソレア』が予
『ツバメンコとパセオと特命秘書の化学反応』 (当日限定特命秘書ミワコ/永遠の18歳、東京都、ヲタ系) 2009年12月1日、千代田線赤坂駅改札口で私達は出会った。 男はボルサリーノを粋に決め、いかした靴をはいて・・・ はなかったかも知れないが、小脇にパセオフラメンコを抱えていた。 女達は髪に真っ赤なバラの花はさしてなかったが、 何故かお揃いの69(ロック)Tシャツを着ていた。
パセオ2月号発売からすでに3週間。 いまだに堀越画伯『あの世を知ることだよ』が、 フラメンコの世界にさまざまな化学反応を起こしている。 今日は、mixi上の"らぶ"との会話を転載。 ――――――――――――――――― 【らぶ】 フラメンコとは 生き方なのですね。 それを自分が実感できる日がくるか。 でも生き方そのものなのだから 、 実際、通りすぎていくだけなのかな。
『嗚呼フラメンコギター』 タナカエツコ フラメンコギターを習い始めた頃、 ラスゲアードやアルサプーアなどの技法に 面食らったものですけど、 20年経った今ではりっぱに弾きこなせています。 というのは嘘で、いまだに大格闘しているのですよこれが。 最近知り合った若者が難なく音を出すのを聴くにつけ、 ギターを空高く放り投げたくなる衝動にかられる
パセオ2月号『堀越画伯インタビュー』に対する、 「Mr.(みすた~)」の化学反応。 ──────────────────────── 「東大、京大で一番読まれている本」の キャッチコピー、 外山滋比古著『思考の整理学』。 最近1章づつ読んでまして 昨日読んだ章は『触媒』。 英国詩人T.S.エリオットが唱えたのは 「詩や芸術は己の個性を出すのではなく
『私の中の肉食系』 (うらら・三重県/踊る主婦・アラ還暦) 幼い時から、人見知りで親や先生の 言う通りの大人しい良い子ちゃん。 でも 心の底ではいつも思っていた。 「ちょっと違うんだなぁ、大人しいなんて、言われたくない」 フラメンコに出会った。 時すでにアラフィフティ。 やればやるほど解らない 身体が動かない。 初めて本気になった。 踊ることは
バイラオーラ鈴木敬子がコメディ&バイレで出演する、小倉久寛ひとり立ち公演vol.2『ウノ!ドス!トレス!』(2010年2月19~28日/新宿シアターサンモール/全14回公演)。詳細はこちらを。 【撮影/大森有起】 さて、その本番を2週間後に控えた特訓中の稽古場。フラメンコギターのハードさに悶絶する、その主役、小倉久寛さんを直撃インタビューしてみた。 【撮影/大森有起】 今回
『しゃちょの策謀にはまってみた』 (森弘子・千葉県/黒猫愛好家・たぶんはたち) フラメンコという踊りがあることは知っていた。 そう、踊りだと思っていた。 続けるつもりでいたバドミントンが肩や膝の故障でできなくなり、 はて、どうしようと思っていた矢先、 情報誌で見つけたフラメンコ体験レッスン。 流行のフラダンスに誘われていたのに 乗り切れなかった私の触手は動きました。
昨年の暮れ、岡田昌己さんの踊った『スペイン交響曲』は、 実に稀なるクラシコ・エスパニョールの名演だった。 ファリャの『スペイン舞曲第一番』や、 アルベニスの『アストゥリアス』などとともに、 クラシコには実にいい相性を発揮する、 エドゥアール・ラロの代表的名作の全曲演舞である。 交響曲と名づけられているが、 実際にはヴァイオリン協奏曲であり、 オーケストラ・パートが絢爛豪華な
『フラメンコの芽』 井口由美子(みゅしゃ)・東京都/後期アラフォー フラメンコにはまったきっかけは、 アントニオ・ガデスだった。 なにせ、公演チラシの写真に ひとめぼれしたのである。 クラシック・コンサートの受付で配られた チラシの束の中の一枚だった。 苦悩を刻み込んだような眉間のしわと、 信念を秘めたまなざしに射抜かれた。 大学2年生だった。 8
「若さとは人生のある時期のことではなく、 心のあり方のことだ。 若くあるためには、強い意志力と、 優れた構想力と、激しい情熱が必要であり、 小心さを圧倒する勇気と、易きにつこうとする心を 叱咤する冒険への希求がなければならない。 人は歳月を重ねたから老いるのではない。 理想を失うときに老いるのである。」 その正月に読んだサムエル・ウルマンに感激し、 有名な『青春』という詩
『この世界』 桜猫居士(アラカン過ぎの下民絵師) 小さな町の雑居ビルの中にあるフラメンコ教室が 私のフラメンコとの出会いである。 仕事や家事を遣り繰りして中年女性が4~5名習いに来ている、 それを私は先生の好意で練習風景を絵に描かせてもらっている。 窓のないスナックの舞台が彼女達の練習場である。 練習を始めてから数分は今までの生活臭が抜けないでいるが、